おきらく楽天　映画生活

『トランスモーファー　-人類最終戦争-』を観ました

人間と宇宙ロボットの壮絶なバトルを描くSFアクションです


>>『トランスモーファー　-人類最終戦争-』関連

原題：　TRANSMORPHERS
ジャンル：　ＳＦ／アクション
上映時間：　87分
製作国：　2007年・アメリカ
監督・脚本：　リー・スコット
出演：　マシュー・ウォルフ エイミー・ウェバー エリザ・スウェンソン


【ストーリー】
人類が宇宙へ向けた友好のメッセージだったが、帰ってきた返事は地球への一斉攻撃を
予告するものだった。
そして送られてきたロボットの一団に、地球は壊滅的なダメージを受けてしまう。
それから100年以上もの時が流れ、人類の9割が姿を消した。
残った人類はこのまま滅亡を待つか、それとも最後まで戦うべきかの選択を迫られる。
しかし、この100年間、人類はただ隠れていたわけではなかった。
人類の生き残りをかけて、最後の戦いが始まる…。


ここから先はネタバレを含みます。ご注意を


スピルバーグの『トランスフォーマー』は映像革命と言われるほど凄かったのに、
詐欺ではと思えるほど酷似させたタイトル、ジャケットで、
潔くパクっているこの作品は、
CG技術が格段に進化した時代の作品とは思えない、しょぼいCGが炸裂して
ストーリーもペラペラに薄くて、何度も吹き出しそうになってしまいました。
いや～、これは別の意味で凄いです。

色とりどりのロボットたちがトランスフォームする映像が楽しかった
『トランスフォーマー』とは違って、
侵略して来たロボットたちは灰色だらけでまさに鉄くずのよう。
トランスフォームも地味。

生き残りの人類が地下に逃げ込んでいるとか、登場人物の格好とかの設定は、
『ターミネーター』の審判の日の後の未来の世界のようであります。

対する人間たちも手投げ弾なるフリスビーみたいな武器とか駆使して
応戦するわけでございますが、
意外と近くに行かないと命中しないとか、
俳優さんたちもかっこつけすぎの大げさな演技で
もう可笑しい事だらけでございます。

見せ場だと思う空中戦も撮影風景を想像してしまいそうな、
とにかくしょぼくて笑える映像のてんこ盛りで、苦笑いが耐えませんでした。
面白い映画を2つ合わせても、面白いモノが出来るわけではないんですね。

タイトルからして、『トランスフォーマー』を激しく意識していると言うか、
パクっていると思われるB級、いやC級の部類の映画ですので、
本家と間違わないように注意が必要ですね。

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション

【送料無料選択可！】ヒッチャー 08 / 洋画

アンダーブラッド