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2009.07.10
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カテゴリ:映画 サ行
『ジェイソンX 13日の金曜日 』を観ました目

伝説的キャラクター「ジェイソン」が、暗黒の大宇宙で再び恐怖を振りまく
SFホラーシリーズ第10弾ですかちんこ


>>『ジェイソンX』関連

原題: JASON X
ジャンル: ホラー/SF
製作年・製作国: 2001年・アメリカ
上映時間: 93分
監督・製作: ジェームズ・アイザック
出演: ケイン・ホッダー レクサ・ドイグ リサ・ライダー


【ストーリー】
近未来。
殺人鬼ジェイソンは、クリスタル湖研究所の科学者チームに捕らえられ超低温室に隔離された。
それでもジェイソンは覚醒し、殺人を繰り返す。
唯一の生存者ローワンが再び超低温室へ誘い込み、結局2人とも冷凍されてしまう。
400年後の西暦2455年。
考古学者ロウ教授率いる研究チームは、調査のため崩壊した地球に戻ってきた。
彼らはクリスタル湖研究所跡で冷凍保存された2人を発見し宇宙船に運び込んだ。
ローワンの蘇生に成功した教授は、ローワンの反対を押し切り、伝説の連続殺人鬼を
生き返らせ金儲けすることを企むのだったが……。


下矢印ここから先はネタバレを含みます。!ご注意を!!!


復活・・・。そして進化・・。

もはや地球じゃ物足りない。



今も昔も、13日の金曜日にはどこかそわそわして、落ち着かなくなるものです。
純真な子供だった僕に衝撃を与えたジェイソンさんが
今年もリメイク版『13日の金曜日』で復活されたようで喜ばしい限りでございますね。
怖がりなので劇場に赴く勇気はありませんでしたが・・・。

さてこちらは2作前の作品で、殺人鬼ジェイソンのイメージからかけ離れた設定である
2455年の近未来の宇宙船の中で復活を果たすジェイソンの大暴れを見る事が出来る珍作でした。
『13日の金曜日』と『エイリアン』、そして『ターミネーター』の要素もちょこっと混ぜ込んだ
SFとホラー・コメディの融合でありました。

密閉された宇宙船の中での攻防はやはりハラハラドキドキ感が違います。
これぞホラーという典型的な演出で逃げ場のない感じは、
徹底的に恐怖心を煽られるわけでなんとも良い感じです。

2055年にジェイソンと一緒に冷凍保存されていた知的美人な主人公が
アリンコみたいな蘇生装置で2455年に蘇生し、
死なないジェイソンももちろん復活し、残虐な殺人劇が繰り広げられるわけでございますね。

全く頼りにならない兵士たちのやられようや、セクシーで美人揃いの女性たちと
おバカ丸出しの男たちの予想通りのやられっぷり、お金に目がくらんだ教授の自分勝手さ。
お約束過ぎる方たちのパニックが展開される前半は、バカバカしい描写もありますが、
程よく緊張感を保ちながら、ジェイソンの怖さを再認識させるわけであります。

しかし、後半は一転してホラー・コメディの様相に。
黒いレザースーツを着込んでセクシーにパワーアップした(らしい)
女型アンドロイドKMのアクロバティックなアクションが
殺人鬼ジェイソンを追い詰めるのであります。
KMに撃たれては、ジャンジャジャーンと起き上がるジェイソン。
これが何度も繰り返えされ、吹き出しちゃいました。
そんな爆笑の後、ついにはホッケーマスクごと、お顔も半分吹っ飛ばされてご臨終。
めでたし、めでたし。

・・・となるはずでしたが、いや~、近未来は侮れませんね。
アリンコ蘇生装置が余計なことをやらかしてくれたおかげで、
ジェイソンがニューバージョンで、ターミネーターばりにカッコ良くなって再復活。
登場人物たちも、うんざりするほどの命がけの攻防はまだまだ終わらずなんです。

近未来のハイテクを駆使した隠れ蓑攻撃では、80年代の湖畔やら、
キャンプ場やらに出現させられたジェイソンが本能のままに暴れ回ります。
キャンプ場のピチピチギャルには、ご丁寧に持っていた鉈を置いて、
寝袋ごと振りまわすという必殺技(?)を披露。
さらなる爆笑に継ぐ爆笑でございます。

でも、せっかくニューバージョンになったのに、残り時間は少ないわけであります。
ドッキングしている宇宙船もグラグラし始め、
赤目のゾンビみたいなニュータイプ ジェイソンも怖いし、
KMの頭部は転がっているし、絶体絶命であります。

そんなこんなで、心拍数が上がりまくりの緊迫した状態を見守った後、
僕の目に飛び込んできたのは、
目力バリバリの軍曹にボコボコに殴られながら
宇宙を流れていくジェイソンさんであります。
こりゃあ、凄い!
あまりにも可笑しすぎて、笑い転げました。

これは『トランスモーファー』の効果で格段に面白く感じたのか、
僕の頭の構造がおバカ寄りなのかは定かではありませんが、
期待以上に面白かったです。



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最終更新日  2009.07.10 20:51:01
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