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カテゴリ:映画 サ行
『スパイダーウィックの謎』を観ました
![]() 80年間封印されていた謎の書を読んだ姉弟が、妖精たちと必死に戦う姿を描く ミステリアス・アドベンチャーです ![]() ![]() >>『スパイダーウィックの謎』関連 原題: THE SPIDERWICK CHRONICLES ジャンル: アドベンチャー/ファミリー/ファンタジー 上映時間: 96分 製作国: 2008年・アメリカ 監督: マーク・ウォーターズ 出演: フレディ・ハイモア サラ・ボルジャー メアリー=ルイーズ・パーカー 声の出演: セス・ローゲン 【ストーリー】 双子の兄弟ジャレッドとサイモン、そして姉のマロリーは、両親の夫婦関係が悪化した ことから母親のヘレンに連れられ、森の奥にひっそりと建つ一軒の古い屋敷に 引っ越して来る。 そこはかつて、消息不明の大叔父アーサー・スパイダーウィックやその娘である 叔母のルシンダも住んでいた。 だが、この屋敷に住み始めて間もなく、邸内で次々に不思議な現象が起こる。 そして、ジャレッドたちは屋根裏部屋で、“決して読んではいけない”とメモが貼られた 一冊の書を発見。 しかし彼らはそれを開いてしまうと、そこには80年以上前にアーサーが調べた様々な 妖精たちの研究内容が記されていたのだった。 するとそれ以来、屋敷の周囲では色々な妖精が姿を現わし、さらにジャレッドたちは 悪の妖精一味の凶行に巻き込まれていく…。 ![]() ![]() ![]() ![]() その世界は、すぐそこに… 両親の離婚によって森の奥にひっそりと立つ古い屋敷に引っ越してきた 双子の少年ジャレッドとサイモンと姉のマロリーの姉弟。 不思議な現象の数々の発生で僕のワクワクドキドキ感が増していく中、 双子のひとり、好奇心旺盛な行動派ジャレッドが屋根裏部屋で見つけたのは、 消息不明の大叔父アーサー・スパイダーウィックの書いた妖精観察図鑑。 すると、様々な妖精たちが目の前に姿を現し、生体について詳しく書かれた この禁断の書を巡って邪悪な妖精たちとのバトルが始まってしまう。 なんとも想像力をかきたてられるファンタジーの世界が展開していくわけであります。 機嫌のいい時は”ブラウニー”と呼ばれ、怒ると大きく醜くなり”ボガード”と呼ばれる 屋敷で本を守っている蜂蜜が大好き妖精シンブルタック。 セス・ローゲンが声を演じた唾をかけられると妖精が見える力を授けられる、 豚鼻で鳥が大好物のボクスクイール。 空飛ぶなんやらや、これぞ妖精という美しい妖精たちに、 邪悪なゴブリンたちとさらに邪悪なボスなどなど。 出てくる妖精たちの見事なまでの滑らかな動き、質感、キャラクター設定、 そんなCG技術の進歩を感じさせてくれるクリーチャーたちが愉快で楽しいのであります。 出来る事なら、怒ったシンブルタックに蜂蜜をあげてみたい。 双子のジャレッドとサイモンの2役を演じたのは、 『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモア。 行動派で無茶な事もしてしまうジャレッドと 慎重派なサイモンの性格の違いをうまく演じ分けていて、 少年らしい危なっかしさが可愛らしい。 姉のマロリーを演じたサラ・ボルジャーも母親の気持ちを察している健気さと 暴れん坊の弟をたしなめる大人な対応、 フェンシングもカッコよかったし、頼りになる姉ぶりが良かった。 両親の離婚に直面してしまったどこにでもいる普通の少年が体験することになる 現実とファンタジーが隣り合っている世界観は、 実際に明日起こるのではないかと思わせてくるほど魅力的でした。 ストーリーも分かり易く、テンポも良く、 どうにかして混ぜてもらいたいと思えるほどの楽しすぎる映画でした。
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