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2009.08.02
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カテゴリ:映画 サ行
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を観ました目

『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』のポール・トーマス・アンダーソン監督の
最高傑作との呼び声も高い、石油採掘によってアメリカン・ドリームをかなえた男の
利権争いと血塗られた歴史を描いた社会派ドラマですかちんこ


>>『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』関連

原題: THERE WILL BE BLOOD
ジャンル: ドラマ
製作年・製作国: 2007年・アメリカ
上映時間: 158分
監督・製作・脚本: ポール・トーマス・アンダーソン
出演: ダニエル・デイ=ルイス ポール・ダノ ケヴィン・J・オコナー


【ストーリー】
20世紀初頭。
一攫千金を夢見る山師の男ダニエル・プレインヴュー。
孤児を自分の息子H.W.として連れ歩く彼は、ある日ポールという青年から自分の
故郷の土地に油田があるはずだとの情報を得て、西部の町リトル・ボストンへと向かう。
そして、すぐさま土地の買い占めに乗り出す。
そんな中、ポールの双子の兄弟で住人の信頼を一手に集めるカリスマ牧師イーライが、
ダニエルへの警戒を強めていく。


下矢印ここから先はネタバレを含みます。!ご注意を!!!


欲望と言う名の黒い血が
彼を《怪物》に変えていく…。



20世紀初頭のアメリカで命がけで油田を探すダニエルの様子が音もなく、誰もしゃべらず、
ただただ土埃に塗れた男が地面を掘り続けている様子が映し出される冒頭シーンから
只者ではない静かな気迫に溢れている映画であります。

ある青年の情報で、幼いひとり息子を連れ西部の辺境の地へ赴いた
一攫千金を夢見る山師の男ダニエル・プレインヴュー。
見事に油田を掘り当てることに成功し、アメリカン・ドリームに酔いしれるのかと思い気や、
大事故に見舞われ息子が聴力を無くし、欺こうとする者の出現、
終わりの無い寄付を迫るカリスマ牧師イーライとの対立が勃発。
彼は少しずつ少しずつ、破滅へと向っていくのであります。

幾度か出てくる嘘と欺瞞に耐え切れず追い詰められたダニエルの取った行動が
殺気に満ちていてゾクゾクします。
常に対立しているカリスマ宗教家イーライとの精神的にも肉体的にも
相手をボコボコする壮絶な描写であります。
憎き相手であり、似た部分を持ち合わせていると感じていたのか、
2人の因縁の対決は壮絶すぎて目が放せないわけです。

ダニエルを演じているダニエル・デイ=ルイスが89年の『マイ・レフトフット』以来、
2度目のオスカーを手にしただけあり、
石油に、権力に魅せられた男の姿を熱演しています。
もともと幼き息子を連れ出し地元民の同情を買おうとしたり、
無知な田舎の人々を言葉巧みに騙して欲望を潤してきた完全な善人ではないダニエル。
決してお近づきになりたい男ではないですが、
ダニエル・デイ=ルイスの好演によってなのか、
欲望に貪欲で、人間の黒い部分だけを全面に出し切っているような、
冗談とか言いそうも無い、ゆるさの無さを感じる息苦しいほどの生き方を見ていると、
なぜかもっと知りたくなる興味深い男でもありました。

度々対立する若きカリスマ宗教家イーライを演じたのは、『リトル・ミスサンシャイン』のポール・ダノ。
教会で悪魔だなんだと熱い説教をぶちかますカルト牧師ぶりは強烈でゾッとしました。
ポール・ダノはクセのある役柄がお似合いで、ダニエル・デイ=ルイスの狂気ぶりとの相乗効果なのか、
より強いインパクトを残してくれてお見事であります。

そんな2人の度重なるバトルの最終決戦は、息を呑むような強烈さで絶句しました。
ダニエルに「終わった」と言ってもらっても、どうにも後味が悪いわけでありまして・・・。
しばし、ボーっとクラシック映画調に流れないエンドクレジットを眺めておりました。

人生が石油発掘そのものでしかない男 ダニエルは、沸き出る石油の如く、
溢れる欲望を押さえる事が出来ず、
ますます傲慢さと非道さが醜くなっていくので、映画全体も始終真っ黒な展開でございます。
人生とは得るものが多いと失うものも大きいのか?
はたまたダニエルが持つ人間性だったのか?
アメリカン・ドリームを掴みながらも、
明るい人生を歩むことが出来なかった男の姿が虚しく映りました。

そんな感想が書きにくい映画ではありましたが、見事な演技と演出に
始終漂う不穏な空気と、重厚感に圧倒され、
158分の長さをそれほど感じない見応えのある映画でした。
もう少し年齢を重ねてから、もう一度味わいたいと思える人間ドラマでありました。



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最終更新日  2009.08.09 21:09:00
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