『紀元前1万年』を観たぞ~!
『紀元前1万年』を観ました「インデペンデンス・デイ」、「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が、先史時代の世界を舞台に、囚われの身となった愛する女性を救うべく壮大な冒険を繰り広げる若者の姿を描いたスペクタクル・アドベンチャーです>>『紀元前1万年』関連原題:10,000 B.C.ジャンル:SF/アドベンチャー上映時間:109分製作国:2008年・アメリカ/ニュージーランド監督: ローランド・エメリッヒ出演: スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス 【ストーリー】人類とマンモスとが共存する紀元前1万年の世界。狩猟部族のデレーは若きリーダーへと成長し、幼い頃から想いを寄せていた美しいエバレットもついに射止める。そんなある時、彼の村が正体不明の一味による急襲に遭い、多くの村人に加えてエバレットまでもさらわれてしまう。そこでデレーは彼女たちを救うため、仲間と共に一味の跡を追うことに。そして彼らは、獰猛な野獣との死闘など過酷な道程を経て、ある広大な文明の地へ辿り着く。そこは巨大なピラミッドがそびえ立ち、何万もの人々が奴隷として休むことなく働き、“大神(おおかみ)”と呼ばれる絶大な権力者によって完全に支配されていた…。ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激ですここから先はネタバレを含みます。ご注意を誰も見たことのない世界は、「過去」にあった。試写会にて鑑賞してまいりましたヤー!ヤー!ヤー!ヤナル!ヤナル!鑑賞後は、それっぽい部族語で遊びたくなること請け合いの作品でございましたお金かかってるんだろうなって思わせる壮大なスケール感、建設中のピラミッドはCGじゃなくセットだったそうで、そこら辺の監督のこだわりには脱帽ですね構想に15年、製作に2年の歳月をかけたというから映像にはめちゃめちゃこだわったんでしょう。他にも、大河を流れる巨大な船、どこまでも続く砂漠、上空から見せる映像にはベタな構成ながら驚かせられましたそして、観たかったマンモス(マヌク)、サーベルタイガー、なんだか知らないけどダチョウみたいな恐鳥なんかも出てきてCG技術の進化って凄いな~と感心させられましたでも、この手の絶滅動物たちの出番は非常に少なくてちょっと物足りないんですもっと、ウッホー、ウッホー言いながらマンモス狩りをするのかと思っていたので…まあ、それはそれでコメディジャンルになってしまうから困るけど冒頭の群れをなすマンモスの大群を狩るシーンの迫力はすさまじかったです毛並みの一本一本まで繊細に描かれていてリアルで、大迫力だったので何度も言いますがもっと観たかった竹やぶ(ジャングル?)でエバレットたちをさらった騎馬族と戦いながら、恐鳥と戦うシーンも、始めは何が襲ってきているのか分からない『LOST』みたいな雰囲気でしたが、きちんと姿を現し『ジュラシック・パーク』みたいに手に汗を握る、スピード感たっぷりの構成でハラハラさせられましたでも、やっぱりもうちょっと観た事のない感じで観たかったまあ、マンモスはマンモス狩りの見せ場、恐鳥は竹やぶ乱闘の見せ場があるからいいとしても、サーベルタイガーに至っては、溺れているのを助けられて、恩返しをしちゃうという猛獣にはありえない行為でほんの数分しか出てこないんですよねう~ん、もっと観たかった大筋は、若きハンターの青年デレーが、愛する女性エバレットを救うために遥か彼方の地を目指して旅する冒険とロマンスもので、果てしなくどこまでも続くベタベタなストーリー展開でひねりがなく、スケールの大きな映像に力を注ぎきった感じが、実にローランド・エメリッヒ監督らしいです。突っ込まずにはいられない設定が多々ありますが、深く考えずにおお~!!とか、ワオッ!!とか心の中で歓声をあげながら、そんな軽い感じで目の前の映像に素直に身を委ねると楽しめる作品だと思いますランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です