2018/09/17(月)16:37
9月のかごバッグ
紺色に見えるけれど実は真っ黒。
夏のイメージがあるかごバッグも、濃い色なら秋でも大丈夫かな~と思ったし、娘もフェイクファーをあしらったら冬でもOKちゃう?と言う。
以前、濃い青色のかごバッグを作って、近所の洋品店に置いてもらっていたら、1か月程して色あせに気付いた。
防水スプレーがダメだったのかもしれず、それ以後は紫外線吸収材の入ったニスをスプレーするなど気を使っていたのだが、ある日、色止め加工のクラフトバンドが有ることを知った。
エムズファクトリー
【色止め加工】漆黒12-50m
これで作ったのがこのバッグ。
ずっと持ちたいかご 紙バンドを結んで作る [ 古木明美 ]
この表紙のかごバッグなのだが、レシピ通りだと50mでは足りない。
持ち手を合皮にし、レシピよりも1本の長さを10センチ程度少なくして編んだ。
ただ、同じ強さで編んでいるつもりでも、編み進めるうちに残りの長さに長短が出てきて、端の始末に困った箇所も有った。
底を編んだ時点で残りの紐の長さを確認したほうが良いかもしれない。
ファーはともかく、暖色系の内袋を作る予定。
洋品店が9月上旬で店を閉めてしまったので、これからは自力で売らなければならないのだが、当面はお世話になった方々にお礼の品として作って渡そうと思っている。
テーマとは違うけれど・・・。
9月12日、義弟が亡くなった。
享年61歳(満60歳)。私と同い年。
今年3月中旬、おなかが痛いとかかりつけ医に看てもらったら、色々検査してもらうよう病院を紹介され、4月になって医大病院へ入院した。
S字結腸に出来たがんが腸をふさいでガスや便で腸閉塞を起こしたのだ。
4月19日、手術を行ったが患部を取ることが出来ずに人工肛門を取り付けただけ。
余命数ヶ月の宣告を受けた。
5月1日に退院してGW明けから精力的に仕事をこなしていたのだが、8月になってさらに痩せた上にしんどそうな様子が目につくようになった。
退院後、定期的に腹水を抜いたり栄養点滴を受けたりしていて、8月22日もその予定で病院へ行ったら即再入院。
24日から痛み止めの点滴が始まったが、少しぼーっとする程度で、お見舞いに行ってもちゃんと話をすることが出来た。
9月4日、台風後の停電を心配して電話をくれたりもしていたのに、10日になって鎮痛薬の量が増えるとほぼ昏睡状態。
9月12日、血圧が低下、次第に呼吸の間隔があいて午前8時49分、死亡が確認された。
義弟の長男はすでに社会人だが交際相手と入籍したばかり、次男はまだ大学生だ。
さぞ心残りだろう。
でも、二人とも遺された母親をよく気づかい、お通夜や告別式を立派にこなした。
ただ、義弟のLPガス販売の仕事は分からないだろうから、私や夫が引継ぎの段取りをしなくてはならない。
もうしばらく続く忙しい日々が、義弟が亡くなった悲しみを紛らわせてくれるだろうか。