猫と財布に優しい生活

重曹が虫さされに効くというのを、ネットで読みました。
蚊の唾液が酸性だから 重曹のアルカリで中和できて痒みがとまるって。
これが真実なら、猫にも財布にも優しい薬ですね！

虫さされには本当はラベンダーのエッセンシャルオイルが一番なんだけど、ネコとの共存が難しいんです。
ネコの肝臓は精油の成分を分解できないそうなので。

相手は香りだから、「ネコのところに行くな」って言っても、いうこと聞かないんですよ。
ネコなら「そっち行っちゃダメ！」ってシッポをつかんで引き戻せるけど、香りにはシッポがないし。


そんなわけで、今シーズン初めての虫さされに、重曹をつけてみました。
つけた瞬間から痒みがピタッとなくなりましたよ！
これってラベンダーのオイルよりも速効性があるかも。

でも、治りは遅いですね。
何かの拍子にうっかり触っちゃうと、痒みが再発して、また重曹をつけて･･････を繰り返しながら、様子を見ているところです。



ところで、虫さされ対策で重曹のことをググッていたら、気になることが。
人畜無害といわれている重曹だけど、「腎臓疾患の人は摂取を避けるように」という注意が、ネットのあちこちにあるんです。
ネコの腎臓には大丈夫なんでしょうか。

人間や にくらべて、 は肝機能も腎機能も弱いといわれています。
それに、うちの子はクレアチニンが高いんです。
以前は投薬治療していました。
今は治療が必要な状態じゃないけど、「将来的には腎臓が一番心配」だそうです。



さらに調べたら、こんな文章発見！
「塩分が多く含まれるので、塩分摂取制限の必要な人には用いません」

ネコに人間の食べ物は NG ですよね。塩分が多いからダメ！って。
この塩分って、食塩つまり塩化ナトリウムのことだと思っていたんだけど。
重曹は「塩」じゃないからと 安心してたんだけど。

「重曹　塩分」のキーワードでググッてみると、要するに塩分とはナトリウムなのですね。
食塩は塩化ナトリウム。重曹は炭酸水素ナトリウム。
しょっぱくなくても、食塩と同様にナトリウムを持つ重曹は、立派な「塩分」。
たしかにね、水に溶けてナトリウムイオンになったら、もとが食塩か重曹かなんて関係ないですよね～～

う～む。

今のところ、ペットに対しては全く無害とされている重曹ですが･･････
ホントのところはどうなんでしょう。

積極的に食べさせようとは もちろん思ってないけど。
身体に付いたら、舐めるし。人間の肌も、舐めたり噛んだりするし。
シャンプーに使ったりトイレ砂に混ぜるお宅もあるみたいだし。

食塩なら、たとえ消臭効果があったとしてもトイレ砂に混ぜようなんて思いませんよね。絶対に。
その食塩と同じナトリウムを持つ、重曹。
間接的にネコの口にはいっても、大丈夫なんでしょうか？？？？？？


ネコに重曹、大丈夫？ その２ へ続く