猫と財布に優しい生活

以前に棚を作った残りの木片と、ノコギリを持ってきたパパ。
寸法の見当をつけると、ギコギコと切りはじめた。

イメージしたのは、レールの端にパコンとはめこむようなモノ。
レールの端って、排水用の切れ目があって、フクザツな形をしています。
その切れ目と網戸のフレームの形状に合ったブロックをはめこめば、網戸が動かないはず！というワケなのです。

しかし・・・
器用なパパも、これには悪戦苦闘。
あっちをギコギコ、こっちをギコギコ。ヤスリでガリガリ。

カッターナイフを出せ！
ボール紙はないか？
プラスチックの板がほしい。薄いやつ！
プラスチックを切れるハサミも！
両面テープ！　ガムテープ！

そして・・・
木と紙とプラスチックを 3次元的に貼りあわせた、世にも奇怪な作品1号が誕生。
レールの端に置いて、網戸に手をかけてみると・・・

パパの苦労をあざ笑うかのように、簡単に動く網戸くん。
それでも諦めずに木片に向かうパパ。


そして、1時間にも及ぶ試行錯誤の末、パパが作り上げたのは。
意外にも、こんなシンプルな形のものでした！


１ヶ所を四角くカットしただけ。
フンドシに見えるのは、ガムテープです。
着脱用のツマミだそうです。

これを、レールの端じゃなくて、ガラス窓寄りにはめこむと、あら不思議！



網戸の戸車と、ガラス窓の框（かまち）の間でつっかえて、動きませ～ん！
施錠成功！

これで、ガムテープペタペタの世界から、卒業できます♪
パパありがと～～～


しかし！
このパパの苦労の結晶に、後ろ足で砂をかけるような出来事が、翌朝起こったのでした。。。

（つづく）


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