2011/12/10(土)14:14
帰らない飼い主を待つということ (&お知らせ)
このブログに時々登場しているチイくん@15歳。
飼い主@独居老人が脳梗塞で、入院しちゃった。
ひとり残ったチイくんの様子を見に行ったら、なんだか食欲不振の様子。
次の日になっても全然食べない。
「食欲がないときに」のその1とその2を試してもダメ。
呼吸もおかしいので病院に連れて行ったら、インターフェロンをブスッ!
「6時間経ったら元気になります。明日はゴハンが食べられます」
しかし重度の肝硬変で、そう長くはないとほのめかされた。
心配なのでその晩は泊まりこみ。
実はこの家はパパの実家なのですよ。
を保護する前は、このチイくんのことを「うちの子」と読んでいたのですよ。
添い寝しながら、警戒区域に残された猫たちのことを考えた。
ある日突然、飼い主が帰ってこない。
ゴハンが食べられない。
事情は違うけど、こういう夜を過ごしたニャンコが、何百匹いたことだろう。
チイくん、6時間経ったら元気になるといわれたけど、元気にならない。
ゴハンも完全拒否したまま。
でもね、もし最悪の事態が起きたとしても、チイくん、きみは幸せなニャンコだよ。
そして、生まれてはじめてママに無断外泊された 。
「ママがいにゃい~~~」と夜中に大騒ぎして、パパを起こしたそうな。
でもゴハンは完食。
ク~ニャン、きみもホントに幸せなニャンコだよ。
+ + + + +
こういう事情で、自宅に居られる時間が少なくなりそうです。
原発周辺のレスキューがまだ終わっていない段階で心残りですが、下のバナーで続けてきた 被災ペット最新情報 を、突然ですが終了させていただきます。
みんなが、飼い主さんに再会できますように。
ゴハンが食べられますように。