猫と財布に優しい生活

コッコッコッコッ。
チイくんが水を飲むと、こんな音がする。

普通にピチャピチャとは飲めないようだけど、ちゃんと飲んでいる。
ネコ砂をすくうと、大きな固まりが出てくる。

一時期は目がひどく落ちくぼんでいたけど。
水が飲めるようになってから、精悍な顔つきが戻ってきた。


こたつで休憩していると、膝に乗ってくる。
撫でてあげると、いつまでもゴロゴロいっている。

ごろ寝したら、すぐそばに来た。
私の腕を枕にしてくれる。
チイくんの顔まで、わずか5センチ。

その顔が、なんだか2重に見えるような気がすると思ったら、近すぎてピントが合わないだけだった。
老眼か？とパパに笑われた。


一昨日から、ウェットにも口をつけている。
量は少ない。
1日に小さじ1杯か、それ以下だ。

昨日、ドライフードのニオイに反応した。
お皿の前で、食べたそうなそぶりを見せて、結局食べなかった。
食べたいのなら、と口をこじあけて 1粒放りこんでみたけど、ペッと吐き出した。
ありがた迷惑だったみたいだ。


チイくん、明日は泊まるからね。
全日本フィギュアスケート選手権を見ながら、4時間たっぷり撫でてあげるよ。