2014/03/22(土)23:34
パリ・オペラ座バレエ団 日本公演「椿姫」~プロローグ付 全3幕 アレクサンドル・デュマ・フィスの小説に基づく
イザベル・シアラヴォラは、まさに女優ですね。
彼女の踊りにこんなにものめり込むなんて! 時間が経つのを忘れる、すばらしい舞台でした。 カーテンコールは、帰る人なく全員スタンディングで10分近く続いて、シアラヴォラはもう何度も何度も拍手に答えていました。
心情訴えかけてくるバレエの舞台。テクニック云々ではない、叙情的な個性という、バレエの本質を初めて垣間見たような気がします。
忘れてならない、相手役のマチュー・ガニオ。アルマン(オペラの椿姫のアルフレート)役まさに適任です。隣で話してるの聞こえてきたら、なんでも30歳ですでにオペラ座最年長男性エトワールなんだとか。
大好きなショパンと二人のすばらしいエトワールに酔いしれた夜。
春ももうじきです。
音楽:フレデリック・ショパン
振付・演出:ジョン・ノイマイヤー(1978年)
美術・衣装:ユルゲン・ローゼ
照明:ロルフ・ヴァルター
2006年6月20日パリ・オペラ座初演 マルグリット イザベル・シアラヴォラ
アルマン マチュー・ガニオ
デュヴァル氏(アルマンの父) アンドレイ・クレム(ゲスト・アーティスト)マノン・レスコー エヴ・グリンツテイン
デ・グリュー クリストフ・デュケンヌプリュダンス ヴァランティーヌ・コラサント
ガストン ヴァンサン・シャイエ
オランプ シャルロット・ランソン
公爵 ローラン・ノヴィ
N伯爵 アドリアン・ボデ
ナニーナ(マルグリットの侍女) クリスティーヌ・ペルツェー 指揮 ジェームズ・タグル
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ エマニュエル・ストロセール、フレデリック・ヴェス=クニテール 2014(平成26)年3月22日 東京文化会館大ホールにて