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カテゴリ:【大阪】に関わる単語
今日の旅の友は【淀】なんである。【淀】と来れば、やはり“淀川”を外すワケには行かなくなるのが関西人の常だ。
俺と云うか、我が家は“淀川”に接する都島区が本籍だ。息子だって“淀川神社”の氏子だし“淀川”の支流である大川との堰“毛馬閘門”なんてのは色んな想い出が詰まっている場所でもある位に“淀川”に親しみを感じている。 ガキの頃なんて、漫才界の重鎮“横山やすし”が“淀川”でボートに乗っているトコロに投石をして怒鳴られたり、“淀川”の河川敷でバイクを乗り回し警察のご厄介になったり、打ち上げ花火でトモダチと打ち合いをしてヤケドを負ったりする位に遊び場としても大活躍してくれた場所なんである。 更には“淀川”の下流に在る専門学校で事務をしていた経験を持ち“淀川”の上流である琵琶湖に在った、今は無き“琵琶湖温泉・紅葉パラダイス”のヘヴィ・リピーターであった事なんてのも遠い過去の話である。 そんな関西人の俺も、今では関東の“淀川”的存在である“中川・荒川”“江戸川”付近に住居を構えるようになってしまった。“中川・荒川”は言わずと知れた“こち亀”の主題歌や“寅さん”でも有名な河だ。 “淀川”と“中川”は共に古くから地元の人間に愛された河である。しかし俺はまだ“中川”を愛するまでの感情を懐いたことがない。未だに愛するまでの感情を懐くことの出来る河と云えば“淀川”であり“大川”であり“武庫川”であったりするのだ。 きっと、この“中川”を愛する事が出来た瞬間から、俺は関東で受け入れられる存在になるのだろう。そして、関西の事を故郷として思い、同時に遠い存在になっていくのだろう。 その日が近付いているように思える今日この頃なんである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/29 03:06:56 PM
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