|
カテゴリ:【俺の考え】に関わる単語
俺の大嫌いな考え方のひとつに“喧嘩両成敗”なるものがある。それは【両成敗】として俺が加害者でもないのに成敗を受け続けてきたという過去からくるものなのだが、これ程までに理に適わない処罰方法はない。
これに似たような考え方で“連帯責任”なるものもある。しかしながら俺は、この“連帯責任”については理に適わないなどとは決して思わなかったりする。 それは何故か。 成敗とは上記にもある通り処罰を受けると云う意味だ。責任を負うのとは似て非なるものだ。しかも“喧嘩両成敗”の場合、“喧嘩をした”と云う行為そのものに対し見下したかたちにより、たとえ正当防衛であっても執行される。 要は、喧嘩と云う行為に対し“全て禁止”と云う根底に流れる平和ボケ的な、この思考に俺は反吐が出そうになるのだ。 それに引き換え“連帯責任”は“喧嘩限定”ではなく、どの様な愚行にも適応される。しかも責任と云う意味においては成敗を受けるものは横並びであり、責任に対する処罰なのであるからして納得もいく。 このように“喧嘩両成敗”と“連帯責任”は全く違う。 これを裁かれる側の人間も、そして裁く側の人間も安易に考え履き違えているから問題が生ずるのだと俺は思う。この事は現在の政治家にも当て嵌めることが出来るのだが、その筆頭はやはり“憲法9条”の件だろう。 何度も云うが、“喧嘩をした”と云う行為そのものに対し憎悪感を持つ人間に対して俺は反吐が出るくらいに嫌悪感をもってしまう。 喧嘩は“売り言葉に買い言葉”だから、どっちもどっちって感じで両方悪い。だから“喧嘩両成敗”で良いのだ・・・と云うヤツは頭のネジが全部緩んでいるヤツだと俺は考える。 こんなのは最初に“売り言葉”を吐いたヤツが悪いんであって、オトナの常識やマナーや配慮が出来る人間は“売り言葉”なんて吐かないものだ。 逆に云うと、こんなオトナの常識やマナーや配慮が出来ないレベルのヤツには、思いっきりレベルを下げて“買い言葉”を吐いても構わないだろう。但し、そこまでレベルを下げる勇気があり、尚且つ他の良識ある人間から馬鹿扱いになるのを我慢できればの話だが。 なので、こんなヤツに対処するには鉄拳制裁でも致し方ないんである。元々冷静に話し合えなくて、仕舞いには狂乱し幼稚園児みたいに“売り言葉”を吐くヤツに、良識的な態度をとってやる必要はないのだ。 ましてや、こんな非常識なヤツに対し“喧嘩はいけません”と称し、自由気儘に殴られっぱなしになる筋合いも全くないのである。 喧嘩は先に手を出した方が負け、だ。だから先に手を出した方“だけ”が制裁を受けるべきであって、それを“喧嘩両成敗”などと云い、平和ボケな思考の下で成敗を下すことは決して許されることではないのだ。 何事も理由があるから結果があるのだ。 よく言葉遊びが得意で屁理屈ばかり捏ねる、自称“インテリ”さんが云う“理由なき”な場合はどうするのかとの問いには「理由なき事項にて発生したことは、その問題を発生させた人間が理由なので勘違いなきように願いたい。」と述べておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/08/22 11:40:22 AM
[【俺の考え】に関わる単語] カテゴリの最新記事
|