ディテールアップ用に購入したこれらのキット。 スター・ウォーズの撮影用プロップ製作に膨大な数の市販キットが使用された事は有名な話であります。 細かい話は解析を行っている専門家に任せるとして、今でも簡単に手に入るこれらのキットの中に流用パーツがどれくらいあるのか、こちらのサイトを参考に調べてみました。 まずは「タミヤ 1/20 グランプリコレクションシリーズ No.53 タイレル P34」から。 マンディブルの先端部分。 デアゴの格子状のパーツはディテールが少し省略されている事が分かります。 先端部分の土台も流用パーツです。 こんな所にも使われているなんて、想像も付きませんよね。 よく気が付いたなぁ。 解析家の観察眼には驚かされます。 先端部分に取り付けるのディテールパーツです。 二つのパーツが使われています。 この○が4つ並んでいるパーツは、外郭プレートの至る所で使われていますね。 マンディブル上面先端に付くパーツです。 これは先ほどの土台に使用されていたパーツの表側です。 このパーツを二分割して左右で使用されています。 本物は一体成形ですが、デアゴは2ピースになっています。 2ピースにもかかわらず、本物のディテールを再現できていませんね。 右舷マンディブル内側のパーツです。 これは土台と一体成形になっているから置き換えるには手間が掛かるし、ディテールも悪くないのでスルーします。 右舷マンディブル内側の続きのパーツです。 TP-11のディテールアップで紹介したパーツですが、これも複数使用されています。 棒状のパーツは切り取ったパーツを再利用しているのかも知れません。 右舷マンディブル下面のパーツです。 これは後部のエンジン周囲でも多用されています。 ここではデアゴのディテールも悪くないですね。 TP-11のディテールアップの時に紹介しなかったパーツです。 一体成形になっているため流用は見送りました。 TP-18のディテールパーツです。 すでにデアゴ純正パーツを接着してしまったけど、剥がせたら置き換えるかな。 TP-17のディテールパーツです。 形状はよく似ているのですが、端に付いている三角形のパーツの形状が若干異なります。 デアゴが間違えているのかと思いきや、プロップの写真を見るとデアゴは正解でした。 使用したのは別のキットのパーツなのでしょう。 ○が4つ並んでいるパーツは先ほど紹介したパーツですね。 タイレルP34だけでもお腹が一杯になりますが、続いて「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.91 ドイツ陸軍 20mm 4連装高射機関砲 38型」です。 TP-11に一体成形されているパーツです。 デアゴでは角のリベットのモールドがちょっとおかしいので、削り取って虫ピンで打ち直しました。 TP-11の上にマグネットで取り付けるパーツです。 ここはデアゴのパーツがよく出来ているので置き換える必要はありませんね。 右舷マンディブル下面の穴メカです。 ここもデアゴのパーツがよく出来ているのでこのままです。 TP-18に一体成形されているパーツです。 形状は良いので置き換える必要は無いです。 ○が4つ並んでいるパーツはここでも使用されています。 他にもまだまだ有るかも知れませんが、今のところ気付いた物はこんな所です。 タイレルP34は流用可能なパーツが多いのですが、20mm機関砲 38型はパーツ成形の問題もあって流用が難しいですね。 さて、レッサーかずさんの情報では、20mm機関砲 38型にはマンディブル側面のロストパーツが含まれているハズなのですが見当たりません。 それが目当てで購入したのに、どういうことだ? そこで、ブログを読み返してみたら「20mm 4連装高射機関砲 38型」ではなく、「20mm 対空機関砲 38型」でした! 名前が似ているため間違えてしまいました。 あ~ぁ、やっちゃった。 一緒に紹介されている「ハセガワ 1/72 列車砲 カール 貨車型」をロストパーツのために購入するかどうするか悩むところですね。 カールのパーツもマンディブルの先端や側面で使用されているのですが、カールは高いんだよなぁ。 shapewaysのDeago Greeble setは注文しました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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