里子を迎えるということ~ウチの場合
ウチのタラさん、保健所から保護されてもうすぐ5ヶ月。我が家に来て3ヵ月半なのだが、現時点で「里子を迎えること」について考えてみた。メリット・デメリットという区分けはあまり好きじゃないけど、便宜上使って挙げてみる。ちなみに「犬を購入すること」を否定しているわけではありません。デメリット・血統書がない -血統などどうでもいい(私は)のだが、誕生日・年齢がわからないのはちと困る。 歯や毛艶、血液検査などから大まかにはわかる。 ・前の飼い主・飼育環境がわからない -生活のリズムや行動からある程度推察できるが、結局は謎。 タラの場合、ウチに来たばかりの頃、肉球が子猫並みにやわらかくトイレは完全室内 ということから、お散歩はほとんどしていなかったのでは? 電車や車での移動にまったく抵抗がないため、ときどきお出かけはあったかも? 若い男性に過剰に反応して怖がる。飼っていたのは女性?男性からいじめられたことが?・心に傷を負っている子がいる -心ばかりか身体も傷を負っている子もいる。ありえない。。。 タラの場合、ノーカラー・キャリーに入った状態である場所に放置されていたらしい。 キャリー→置き去りにされる?という悪の条件付けを断ち切るため、散歩を含め 外出するときは必ずキャリーで。キャリー→楽しいお出かけになるように。 上に挙げた男性への過剰反応はまだまだリハビリ中。・子供は望めない -保護団体から里子としてくる子は(団体の考えによるが)ほぼ100%去勢・避妊手術ずみ。 タラの子供を見てみたいと言う気持ちもないことはないが、それは叶わぬ夢。 かわりに、いつの日か飼い主を待っている犬とまた出会いたいと思っている。・成犬が多い -かわいい子犬時代に無計画に買い、飼い切れなくなったんだろうな、と。。。 飼う前は、やっぱり子犬がいいなぁ。。。と思っていたけど今はまったく気にならない。 子犬ダックスはマズルが短いってことをつい最近まで知らなかった私(汗・犬種が限定される 圧倒的にMIXが多く、次に人気犬種(ダックスやシーズー、レトリバー系が 多いように思う)。ウチの場合、どんな子でもよかったのだが、マンションの規約で 成犬時10kgまでという条件があった。MIX子犬はどこまで大きくなるかわからない為 あえなく断念。小型犬を中心に探した。 タラと出会い、ダックスに興味のなかった私がダックス好きに。 メリット・死と隣り合っていた子を助けることができる -平成15年に処分された犬は全国で約16万頭。保護団体に助けられる犬は処分される 犬全体のわずか1割ほどだそう。それでも里親募集のHPにはたくさんの募集がある。 捨てるのも人間。助けることができるのも人間だけ。・保護団体との関係 -犬の性格と里親の環境・考え方を考慮して譲渡している団体が多い。 タラを譲渡してもらった団体では、飼い方などについてもいろいろ相談に乗ってくれて安心。 しつけ教室参加を義務付けているところもあるみたい。・購入金がかからない -メリットとして挙げるのに少し抵抗があるが、事情を知らない人から「高かったでしょ?」と 言われることがよくある。里子の場合ほとんどが医療費の実費のみのお支払い。(ウチは団体へ 寄付もしたがそれは任意) 高いお金を払ったから、タダだったからという理由で犬が可愛かったり、可愛くなかったり するわけじゃない。「ウチの子」だから可愛いのよね。・犬を飼うというメリットは同じ -犬を迎えて経験する幸せはどういう経緯で迎えてもまったく変わりがないはず。 ウチの場合保護団体からきたので、そのほかのルート(保健所から直接、飼い主から直接)の場合の里子とはすこし違うかもしれない。いずれにしても・・・すっかり親バカなんです。。。(^^ゞ