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カテゴリ:世の中
最近、電車に乗ってて思うのが、携帯電話のマナー
![]() 頻繁に見かけるのが、スマホになってから画面が大きくなったせいか、 電車の中でテレビを見ている人が多い。 イヤホン ![]() 別にマナー違反じゃないけどさ、そこまでして見たいかね?って思っちゃう。 iPadで書籍を読んでる人も多くなったね。 iPadでネット検索して何か調べ物してる人も多くなったきたね。 ![]() ここまでは許したる ![]() ![]() ![]() しかしね、iPadで 映画鑑賞していたり、 歩きながら iPadで書籍を読んでいる人を見ると、 本当にそこまでして見たいかね?って思っちゃう。 まぁ、いいんだけどさ ![]() iPadが導入されている生活を目の当たりにするのが、慣れていないせいだと思う。 昔もそうじゃん。 携帯電話を日常的に持ち歩いて通話したりする人を見かけると、 変な感じがしたし、何カッコつけてんの?なんて思っていた。 今は、もう「変な感じがしない」もんね。 逆に、 電車の中で、座っている人が全員 携帯電話をチマチマ触って時間潰しをしているのを見るのが、滑稽な風景だ。 自分がメールを打っていて、隣の人も反対側の隣の人も、その向うの人も・・・・ 自分の周りが全員、携帯電話をいじっていると、なぜか・・・・私は動作をやめてしまう。 逆に恥ずかしくなる ![]() でね、話は 12年前に遡りますが。 当時、30歳だった私は、新しい会社へ転勤となった。 その頃、携帯電話は、もうほぼみんなが携帯している頃で、メール ![]() しかし、文字数に限りがあって、今ほど長文は打てなかった頃だ。 私はパソコンのメールに慣れていたし、携帯でチマチマ打つのは苦痛だったし、 なんせ自分の携帯電話にメール機能がなかった ![]() 私の配属された部署は、ほぼ女性で構成されており、みんな営業マン(外出有)だった。 先輩や上司達は、自分の個人の携帯電話の他に、会社からも1人1台づつ携帯を与えられていた。 先輩達は、さすがに自分の携帯は机に出してはいなかったが、会社の携帯は机に出していた。 隣に座っている5歳年下の女子と私は、まだ配属されたばかりの ペーペーだったので、会社用の携帯電話はあてがわれていなかった。 その5歳下の女子は、自分の個人の携帯電話 ![]() マナーモードにはしてあるが、ブルブルとメールが来ると、すぐさま読み、そのまま机に座ったままで返信している。 通話で電話が鳴ると、さすがにその場では取らないが、会議室かトイレで喋っている。 私はその姿にびっくりした。 上司は注意もしないしね。 私は たまりかねて「その電話、個人のでしょ?いいの?」と聞いた。 彼女は「へっ?」という顔して「いいの?って何が?」という顔をしている。 「自分のだよ」と言い会話は終わってしまった。 いくら年下と言えども、私より早くに配属されている子なので、 私も仕事を教えて貰っている身としては、それ以上 言えなかった。 仕事中に、個人の私物を出して、それを使い、休み時間でもない給料が発生している勤務時間に堂々と使う態度にびっくりしていた。 私は考えが古いのかな?と思っていた。 それから半年で私も会社の携帯電話を貰い・・・。 それから4年経過し・・・・・・ 携帯でメールをするのが主流となり、 スタッフ(派遣会社なので派遣社員をスタッフと呼ぶ)から、会社の携帯にメールが来るようになり、 それに返信するのも、私達コーディネーターの仕事の一つとなった。 机の上には、会社用だろうが個人用だろうが、全部の携帯電話を出し、 どちらの電話が鳴っても対応する世界となってしまった。 直属の上司も、個人携帯が鳴ると「あっ!!ママからだ」と言って、走ってトイレへ行って喋るようになった。 当時40歳の課長職の女が、自分の母親を「ママ」と呼ぶ事にもびっくりしたが、 仕事中にママからの電話に対応するのにも、二重にびっくりした ![]() 私も 5歳下の女子に注意しそこなったが、最後には、個人の携帯を机に出していた。 メールの返信は、上司や同僚に見えない範囲で返信していた。さすがに通話はしなかったけどね。 そうやって、昔は不思議だった事や、マナーやルールとして「おかしい事」が、 段々と日常化して慣例的になり、マナー違反にならなくなってくるのが、少し悲しい気がする ![]() 友達とランチをしていてもね 一対一でランチをしている友達が、私と話の途中なのに、メールの返信をしたり、 かかってきた電話を対応するのを見ると、イラッとする事がある。 「ちょっとごめんね、急ぎの伝言があるんだ」と一言あれば気にならないが、 目の前にいる私より携帯電話が優先なのかと思うと悲しくなる ![]() 複数でいる場合は、あまり気にならないけど、一対一だと非常に気になる。 私は、一対一の時は(時と場合によるけど) 食事やお茶をしている時は、メールは読まない。 電話は無視するか、誰からなのか確認をして相手によっては無視をする(後でかけるけどね) 相手が誰なのかわかると、緊急なのかそうでないのかが、わかるじゃん。 緊急そうだなと思ったら、目の前の友達に「ちょっ、ごめん」と言って対応する。 でね、この前 ちょっとびっくりした事があるんだけど。 公文のお迎えに行ったら、 3家庭の母親(私を含む)が迎えに来ていて、教室で待っていた。 教室は、もう最後の時間で先生も閉める頃だった。 私達母親は、たわいもない挨拶程度の会話を交わしていたら、 そこへ先生が、「あのですね」と嬉しそうに会話に入ってきた。 どうやら、生徒の中で「筑波大付属高校」に合格した子が出て、先生は大喜びなわけ。 その生徒の第一希望は「浦和高校」(埼玉県のトップ)だったんだけど、 公文でドンドン伸びて、成績が優秀なので、筑波大付属を受験するように先生が勧めたそうだ。 のちに東大へ進みやすくするために筑波大付属へ変更させたら、見事受かったと先生は大喜びで報告してくれた。 母親達も「わぁ~! ![]() 私達母親が、そこまでに至るプロセスとか、家庭環境とか色々と質問をしていた。 で、K子ちゃんの母親が「うちの子の場合は、云々・・・・・」と我が子限定の質問をした。 別にそれはそれで、その場では聞いてもいいような内容だったが、 K子ちゃんの母親が質問したので、もちろん先生はK子ママの顔を見て ![]() 私達2人の母親は、ふむふむと横で先生の答えを聞いていた。 先生が重要な事を言った矢先に、K子ママは、ポケットの携帯(スマホ)をおもむろに取りだしたので、 私は、先生が重要な事を教えてくれたので、スマホにメモをするのかと思っていた。 そしたら、なんと!!!!! ![]() かかってきた電話(バイブだったので音は出なかったのでわからなかったが)を、 一言も断りもなく、先生の目の前で取り、 「あー、うん。今 公文にお迎えに来てるからさ。 うん、うん。そう。ふーん。そうなの?ふーん、わかった。今から帰るから」 とニコニコ喋っている。 先生は一瞬 固まった。 私も固まった。 先生と私は目が合った。 きっと 「今?今?今 電話を取らなきゃいけない用事だったの?」って先生も思ったに違いない。 私と先生には、それはそれは不思議で失礼に値する光景だったが、 多分、もうすぐ 数年先には、いや数カ月先には、 そんな光景は失礼ではなくなるんだろうな・・・・・。 最近、そんな事を考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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