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最近仕事で行き詰ると、
「なんでうちらチームがその仕事、やらないといけないんですが、こっちは○○(←有名なデータベースソフトと思ってください)の講習会も行ってないし、プログラミングの講習だって受けてないって言うのに。素手で戦えって言われてるのと一緒ですよ」 と私は同じチームの天敵おじに何度か言っていた。 その心は、 「大枚はたいて(最近のコンピュータ関係の講習会は、5日で25万円とか平気でかかります)講習会に行った人に仕事を回してください」 だったんだけど・・・・天敵おじ、意外なことを言い出した。 「たれままさん、データベース設計の講習会チケットが実はあるんですよ。ソフトを買って、保守料を毎年払っているから、おまけというか特典の教育チケット。これ使って、行ってきて下さい。今まで気がつかなくてすいませんでした。」 いや、あの、えっと、えっ???? 天敵おじに謝られたのにもびっくりしたけど、えっ、今からこの講習会行ってももう設計は終盤に入ってるし、どっちかというとデータベースの実装コースの方が・・・・。 とりあえず、仕事も忙しいのだが、行くことにした。 ベンダーやら他のチームの人と話していて、 「へっ!?皆さん、何のことを言ってるの?」 ということが多かったのも事実なので(だって、いきなり設計の分厚い本渡されたけど、読む暇もなく追い立てられてきててさあ・・・)、知識の整理のために行くことにした。 セミナー会場の場所は、小伝馬町のとある雑居ビル。 私は駅前にスターバックスがあってすでにご機嫌。 お昼はお弁当つきという太っ腹な講習会だったけど、セミナーを受けている場所で(普通の会議室だと思ってください)、周りは知らない人ばかりでみんな黙々と食べてて、ちょっと嫌だった。一応他の同僚とも来てるけど、それほど仲のいい人じゃないしなあ。どうせなら、外でのんびり食べたかったなー。 昼休み、飲み物を買いにコンビニへ。 散歩がてら、気分転換もしたかった。 豆乳(お昼に飲む習慣がついているのです)とお茶のペットボトルを買った後、ふと入ってしまった路地。 ああ、公園だわ、と思って近寄ると、鐘があった。そして看板に説明書きが。江戸時代の歴史を保存する地元の方々が立てた看板らしい。実は私は幕末マニア(笑)。 へえ、江戸時代の時を告げる鐘かあ。へええ、昔は鐘をつく仕事があって、町内会費みたいに、払っていたんだねえ。 ・・・へ?吉田松陰終焉の地?ここが? そうなんです、一見平和そうな公園なんだけど、江戸時代、ずっとこのあたり一帯、牢屋&処刑場だったんだって。安政の大獄によって、吉田松陰や橋本左内が処刑された場・・・。 いやはや、日本橋近辺って、江戸の史跡がごろごろしてるんだね。小石川一帯も仕事関係で歩いたことあるけど、おもしろそうな看板だらけで、なかなか目的地に着かない。でも同じように立ち止まっているのはおじさんや、おじいさんばかりなんだけどさ・・・。 講習会のやっているセミナールームに戻ったけど、おそらくここも牢屋の後だったんだよなあ、きっと、なんて思い始めたら、背中がぞくぞく。 季節外れの怪談のようでした。ふう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 14, 2004 10:36:38 PM
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