太郎の辞書

2022/04/03(日)16:10

不妊治療が保険適用に

妊娠・子育て(12)

日本は少子高齢化問題が深刻化していると言われていて、経済成長が思うように伸びていない状況にあります。少子高齢化問題の背景には色々な問題もあるかと思いますが、その中の一つに不妊治療の問題があったことは言うまでもありません。そんな中で、今回4月から民法の改正によって不妊治療が保険適用になります。現在、不妊に悩んでいる方やこれから結婚や出産を考えられている方はぜひ知っておいて頂きたい内容です。●保険適用となる治療法今回保険適用と治療法は下記のようなものになります。・人工授精・体外受精・顕微受精などがあります。高額な治療法とされていたのもあって、今回保険適用になったのは非常にありがたいことですね。実際、物価が上がっているのに給料が上がらないというのはもはや当たり前と思えるほどの状況で、お金の悩みで妊娠出産を諦めざるを得ないという方もいらっしゃったと思います。そういったことで悩まれている方には救いとなりそうです。●注意点今回、不妊治療が保険適用となったと言えど、しっかりと注意点があります。その点をしっかり理解しておく必要があります。まず、体外受精で年齢や回数の上限が設けられているという点です。40歳未満は1子ごとに6回まで、40歳以上43歳未満は1子ごとに3回までという上限です。この内容が満足のいくものがどうかは人によって異なると思いますが、知っていると知らないとでは色々な準備に差が出て来ると思います。●最後に今回は4月から不妊治療保険適用になることについてまとめてみました。金銭面で苦しんでいた方も多いと思いまし、これからも子供が生みやすい、育てやすい社会ができてきたらいいですね。

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