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カテゴリ:PC関連
PCのハードディスクが異音を出すようになって、
壊れる前に、SSDに変更することにしました。 「ノートパソコンのハードディスクがうなり出しました(泣)」(2017.11.03) 「Windows 7のバックアップが"0x81000015"エラーで失敗する」(2017.11.05) 注文していたSSDが届きました。 あと、SSDを外付けで使用するために、USB接続の2.5inchのSATAケースも いっしょに購入しておきました。 用意したのはこちらの2つ。 ・SSD Crucial MX300 2.5-inch SSD 1TB ![]() ・外付け用ケース 玄人志向 GW2.5CR-U3 SATA-USB変換カンタンHDDケース ![]() 内蔵のHDDをこのSSDに取替えます。 次の手順で実施することにしました。 1.用意したSSDを、外付けケースに取付けて、PCのUSBに接続する 2.PCのHDDの内容を、外付けのSSDへバックアップ(クローン)する 3.HDDをPCから取り外す 4.HDDのあった位置に、SSDを取り付ける ------------------------------------------------------------------------- 1.SSDの外付け ![]() HDDは700GBですが、それよりも大きなサイズの1TBにしました。 本当なら、不要なファイルを削除する、など整理して、 小さいサイズにした方がコスト的には良いと思います。 でも、いつ壊れるか分からない状態だったので、まるごとバックアップできるサイズにしました。 SSDをPCのUSBに接続するため、用意した外付けケースにSSDを取り付けます。 ![]() USBにつなぐと、すぐにドライバのインストールが始まりました。 PnPなので、何もやることなく、このまま、すんなり使える、、、、予定でした。 2.SSDへクローン作成 SSDへのバックアップは、SSDに付属している「Acronis True Image」というバックアップソフトを使います。 このSSDを選んだのは、このソフトが付属していることが、理由の一つです。 クローン作成ソフトを使わなくても、他にもやり方はいろいろありますが、 このソフトを使うと、HDD上のイメージをそのままSSDに作成できるので、 このあと行う、HDDとSSDの交換がスムースになる予定です。 2.1 True Imageインストール CrucialのSSDには、バックアップソフトとして、Acronisの True Imageが付属していました。 正確には、ライセンスキーが付属しているので、ダウンロードしてキーを入力すると、 Crucial限定でTrue Imageを使うことができます。 早速、指定のURLから、ソフトをダウンロードして、インストールします。 問題なく、インストール終了しました。 ここまでは難しいことは、とくにありません。 ![]() ![]() 2.2 True Image起動 では、TrueImageを起動します。 と、ここで・・・エラーです。 起動しません。 Crucial SSDが存在しない、というエラーです。 (画面ショット、取り忘れました・・・) このTrueImageは、CrucialSSD限定ライセンスなので、 対象のSSDが認識できなかったため、ソフトを起動できないようです。 さて、問題は、SSDがなぜ認識されないのか?です。 作業を振り返っても、どこもミスはないと思われます。 というか、簡単なので、ミスしようもない・・・。 確かに、PCのデバイスマネージャを見ると、それらしいデバイスが見当たりません。 こりゃ、SSDか、外付けケースのどちらかで、不良品つかまされてしまったのか、とおもいました。 念のため、接続しているUSBを別の口にしてみたり、 一度バラして、再度組み立ててから、USBに再接続してみたりしてみました。 すると、試行錯誤しているうちに、製品として、デバイスで無事認識されました。 ![]() 接触不良だった?かな。 ともあれ、無事接続完了。 「コンピュータ管理」-「ディスク管理」で見ても、 初期化されていない不明なディスクとして、認識されていました。 ![]() これで、先に進めそうです。 結局、最初に認識されなかった原因がわかりませんが、結果オーライとしましょう。 あらためて、ソフトウェアのインストール。 今度は中断することなく、インストールできました。 2.3 SSDのフォーマット デバイスとしては認識されていますが、外付けのディスクとして使うためには、 HDDと同様にフォーマットする必要があります。 「コンピュータ管理」-「ディスク管理」で、 ディスク0がもともとの内蔵のディスクで、 ディスク1がSSDです。 「初期化されていません」と表示されているので、フォーマットします。 右クリックから、フォーマットを選択すればOKです。 2.4 クローン作成(エラーで中断) 改めて、TrueImageを起動します。 今度は、エラーなく起動しました。 まず、「クローン作成」を選びます。 そのあとは、ウィザードにしたがって、進みます。 「ソースディスク」は、クローンの元にするディスクを指定します。 PCのディスクです。 ![]() 「ターゲットディスク」は、クローンを作成する先です。 SSDです。 ![]() 事前にSSDには、パーティションを作っておきました。(フォーマットしたとき) でも、それは無視して、コピー元のパーティションに合わせるようです。 事前のパーティション作成は不要のようです。 ![]() ![]() これで、クローン作成の設定は終了。 実行すれば、再起動後、クローン作成が始まります。 ![]() PC再起動後、クローン作成が始まりました。 ![]() 本来なら、ここでクローンが作成できて、コピー終了です。 2.5 ディクス読み取りエラー対応 しかし、クローン作成が始まってしばらくすると、エラー発生です。 もともと、SSDに交換しようとした理由が、ハードディスクがうなりだしたから、でした。 ![]() まずは、chkdskで、修復を試みることにしました。 でも、chkdskではエラーを検知できませんでした↓ ![]() 何かツールを探さないといけません。 グーグル先生に聞いてみました。 その結果、フリーのツールを使って、修復することができました。 寄り道なので、詳細は別にしました。 (詳細)「Lenovo G570 ディスク読み取りエラー修復編」(2017.11.09)
ディスクが読めるようになったので、元の作業に戻ります。 TrueImageを起動して、再度クローン作成を行いました。 すると、今度は、無事作成することができました。 (安心して、画像忘れました…) 3.HDDの取り外し SSDに丸ごとコピーを取れたので、本体からHDDを外します。 必要な道具は、細いプラスドライバだけです。 (1)まずは、バッテリーを外す ![]() (2)パソコンに残っているかも知れない電気を放電する これは、電源ボタンを10秒以上押し続けていれば、OKです。 ![]() (3)パネルを外す プラスのドライバを使い、PCの底のパネルを取り外します。 ![]() (4)HDDを取り外す 同じプラスドライバで外せます。 ![]() (5)フレームからHDDを外す 取り付けているU型のフレームから、HDDを外します。 脇のネジをプラスドライバで外します。 ![]() (6)ペリッとHDDを外す テープでフレームに止められているので、テープをペリペリと剥がして、 HDDを外します。 テープをそのまま再利用するつもりなら、丁寧に外しましょう。 ![]() ![]() 4.SSDの取付け (1)SDDを取り付ける HDDの替りに、SSDを取り付けます テープはそのまま再利用しました。 フレームにネジで固定するのをお忘れなく。 ![]() (2)PC本体に取り付け SSDを取り付けたフレームを本体に戻します。 これで、カバーを付ければ、終了です。 ![]() (3)おまけ 取り外したHDDは、外付けケースに付けておきました。 ディスクは修復しておいたので、このまま外付けのHDDとして利用することができます。 ![]() (4)デバイスマネージャで確認 もともとあった、HITACHIのHDDがなくなって、CrucialのSSDがディスクドライブとして認識されています。 ![]() 以上で、HDDからSSDへの換装は終了です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.05 23:57:21
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