日光東照宮の謎。徳川家康を祀るということで作られた日光東照宮に関する謎をクイズ形式で紹介していました。
当時、政治の中心地であった「江戸」と「日光東照宮」はほぼ垂直に南北に位置し、また、東照宮内のある場所から、、鳥居と本殿を結ぶ直線状を夜中眺めると、そこにはいつみても動かない不動の星、北極星が望めるように設計されているという。
これは、徳川幕府安泰と日本の恒久平和を守ろうとして意図的にそうしたものなのだそうです。
そして、随所に飾られた動物の木彫り、、「見ざる、言わざる、聞かざる」は若いときには悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えというのは有名ですが、
もう一つ有名な「眠り猫」、猫も寝るほど平和な世の中、を意味しているといわれるが、実はこの猫、真正面、および、右側からみると、無防備に寝ているように見えるのですが、
左から、見ると「いつでも飛びかかれるぞ!」という臨戦態勢を示す(見る方向によってそのように見える)ように細工して作られているという。
なんだか、この眠り猫の彫刻、私はそこまでの細工があるとは知らなかったので、力を前面に誇示し威圧するのではなく、内に秘めた強さ(悪事をしたらしっかり咎めるぞ!)というところに重きを置いて、そういう仕掛けになっているのが、いいなぁ~なんて感心しながら見てました。
さすが、世界遺産。随分むかーしに、修学旅行で行って以来行っていないですが、また、ひょろっと行ってみたくなりました。