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今度も表紙をよくみてみると「ナ・バ・テア」は「None but Air」なのである。
格好よく説明したかったのだが、しっくりくる「訳」が現在思いつかない。 雰囲気は分かるのだけど、それを活字にするまではいかないのです・・・。 シリーズものと判明し、1冊目から順に読んでいることに非常な安心感を持っていたようで、 時系列的には「ナ・バ・テア」→→「スカイ・クロラ」になっていたことに途中まで気がつきませんでした。 シリーズものは「順番どおり」と思い込んでいる私が悪いのですが・・・。 でも、森さんわざとやってんのとちゃうかと「ちきしょー」と思ったのでした。 一冊目と同じ一人称で語られていたので、てっきり二つの「僕」は同一人物だと思ってしまいました。 というか、思わせようとする意図があったんじゃないの?? 途中で気がついて「あっ」と思ったとき、作者がにやりと笑う顔が浮かんだような・・・。 そして、「ダウン・ツ・ヘヴン」へ。 3冊目が終わって、「スカイ・クロラ」へつながるようにも感じるし、 途中がまだまだあるようにも思う。実際あと二冊あるらしいが。 これもわざと曖昧にしているような・・・(笑 戦闘機乗りという極限の世界で生きている人々なので、感情面がクリアなのでしょうか? そこまで割り切れないなあと思うようなところまでいさぎよかったりする。 でも、じゃあ無表情、感情がないってわけじゃない。 つらいことが多い人ほど、自分を守るためにああなってしまう一面があるのかな? と思いました。 「キルドレ」シリーズと読んでいる人もいるようですが、 断片的に説明されながら物語が進んでますね。勿論興味あります。 この話をするとネタばれになってしまうのかな? 嫌な人はこの先はおやめくださいね。 一応反転しておきます ↓ チルドレン」の造語かなあってみんな思いませんでした? でも、「殺す子供」なのか「殺される子供」なのか、「殺すための子供」なのか・・・。 能動・受動・・・。全然正反対ですけど、話をよんでいるかぎり、どちらにも当てはまるように思いました。 そういう特異な体質であることも、孤独感というかクリアな雰囲気を作りだしてますね。 クサナギはキルドレ初の女性管理職になったと思われるのですが、 感情をコントロールできる「ほうの」キルドレということでしょうか? 彼女はキルドレとしてはエリートなのか落第生なのか・・・。 その辺りも次作以降で明らかになるのかなあと期待しています。 ↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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