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カテゴリ:時事ネタ
ロシア国防相が発明した新しい通貨単位!?
[モスクワ 21日 ロイター] ロシアのセルゲイ・イワノフ国防相が、新たな通貨単位を発明した。その名も「言ってはいけない通貨単位」だ。 ロシア議会では、「ルーブルという通貨単位が使えるにもかかわらず、ドルと言ってしまった大臣には罰金を科す」という法律が近いうちに制定されるという。 このため、ベネズエラに対する戦闘機供給契約について記者にコメントを求められたイワノフ国防相は、「契約総額は“10億言ってはいけない通貨単位”だ」と答えた。ドルを使わずに話すのは難しいようだ ルーブルは駆け足のインフレで、ここ数年間で世の中では忘れ去られた通貨単位となってしまった。多くのロシア人が多額の金額を表現するときにはドルを使用しており、ロシア政府はルーブルの地位を取り戻そうと必死になっている。 (ソース:exciteニュース) ロシアもいろいろ大変だ。 ところで、現在アメリカ領となっているアラスカ。 あの場所はもともとロシア領でした。 クリミア戦争に敗北したロシアの財政は、戦費と賠償金によって火の車。 金を賄うためにもともとラッコの猟場だったアラスカを売却することに決定しました。 既にロシアの南下を恐れるイギリスがアラスカを狙っていましたが、ロシアの方はイギリスにだけは渡したくなかったため、アメリカに売り渡すことに。 かくして1867年、720万言ってはいけない通貨単位という金額で、アラスカはロシアからアメリカに売却されました。 当時のアメリカ国務大臣スワードは「大金はたいて冷凍庫を買ったようなもの」と批判されましたが、後に石油・天然ガス・金鉱が発見されてアラスカの価値が上昇。 720万言ってはいけない通貨単位を支払った甲斐がありましたね。スワードさん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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