tartaros  ―タルタロス―

2008/07/15(火)22:32

ここまでやって役に立たないとは

日常の出来事(521)

就職活動時に書かねばならない「エントリーシート」。 「就職対策」の時間にその練習として自己洞察やら過去の自分を振り返って色々と書いてみるというのをやらされているんだが、この手の物を書くのはハッキリ言って苦手だ。 決して文章が書けない訳ではなく、俺の貧弱な文章力でもやる気を出したり手を抜いたりしながらも、書ける所はしっかりと書ける。 じゃあ、いったい何がマズイのよ、と問われれば、俺は高校時代に「打ち込んだこと」が何一つ存在しないのが最大級のネックになっている。 特に興味をそそられる部活も無かったために3年間ずっと帰宅部のエースだったし、実業系の高校に通っていたにも関わらず資格取得のための勉強も積極的にはしてこなかった。 3年生の時などその傾向がとくに顕著であり、周囲の連中が次々に種々の資格を取得していく中、俺が取得した資格はたった一つだけだった。 まったく、何という体たらく。 かといって決して成績が良かった訳でもなく、むしろ低い方だった。 どんなに偉そうなことを言っても、結局はこの程度の来歴しか持たない多面的に貧弱な人間だ。 仕方がないので「打ち込んだこと」の欄に「読書」と書いているんだが、これは単に面白そうな本を手当たり次第に読んでいっただけだし……。 そこで俄かに浮上してくるのが、俺が「ブログをやっている」という事実なのだ。 専門学校に入ってから知り合ったクラスメイトにブログ運営云々の話をした事があったが、「よく3年も続くな。俺なんか一ヶ月で書く事が無くなって飽きた」との事。 世間一般では、ブログとはそれほど熱心に運営するほどの物ではないとでも認識されているのだろか。 そりゃあ、俺だって真剣に閉鎖を考えた事も一度や二度ではないのだが、それでも何だかんだで3年間も続いてしまっている。 これはもしかしたらブロガー(笑)の中では長い方なのか? 「んな訳ゃねーだろう」とも思うのだが、俺の中・高6年間をもう一度思い返してみると、ここまで長く続いた物事は読書を除くとブログ運営しか存在しないというのもまた事実(他にも趣味でやってることは有りますけど)。 かと言って、胸を張ってエントリーシートにその話を書く訳にもいかないんだよなあ……。 どうしようか。

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