2009/05/25(月)22:49
オタクバトン
日中においてわが心を苛立たしめたあらゆる事象も、風呂に入れば何もかもがどうでもよくなる。我ながら単純極まりない精神構造で助かった。
ネタが無いので、またもやフェレスさんからのバトンでお茶を濁す。
[オタクバトン]
あなたのオタク度を探っちゃいます☆
■お名前は?
こうず
■視聴中のアニメは?
「けいおん!」のみ。
「戦国BASARA」とか「鋼の錬金術師」とかも視聴できる環境ですが、観てません。
ちょっと前は「機動戦士ガンダムOO」とか「バジリスク 甲賀忍法帖」とか見てたんですが(後者はYoutube)。
■アニメのDVDとか買う?
買わぬ。
レンタルで十分。
■アニメ主題歌が音楽プレイヤーとかに
特撮・ゲームと共にIpodに。
数えるのが面倒なので詳しい曲数までは把握してませんが、再生数トップ25には「甲賀忍法帖」「未来への咆哮」「青い果実」の三曲が。
■カードゲームとかしてる?
そもそも一緒に遊ぶ友達が(ry
つか、二十歳手前でカードゲームに熱中するってどうなのよ……と思うのだけど、結構やってる連中を見かける。俺の方がマイノリティなのだろうか。
■フィギュアとか集める?
集めない。
小学生の時はガチャガチャとかよくやってたけど。
■ゲーム機どれくらい持ってる?
個人で所有してるのは64、GBポケット、GC、PS2。
あと、妹がGBカラーとDSを。
今のところ欲しいソフトが無いので最新ハード自体への触手が動かない。
■ゲームカセットどれくらい持ってる?
さあ……?
■雑誌何買ってる?
買ってないお。
■漫画の単行本何持ってる?(巻数も)
さあ。
確実に全巻揃ってるのは「HELLSING」「ワールド・エンブリオ」「バジリスク」「ヨルムンガンド」「聖☆おにいさん」「殺し屋さん」「さよなら絶望先生」あたりかと。
■ブースとか行ったことある?
無い。
■秋葉原行ったことある?
同上。
■「萌え」って知ってる?
真の萌えは与えられるものではなく、自ら開拓していくことだと思うんだ。
すなわち、女人像をただ愛でるのではなく神に祈って現実たらしめたピグマリオンの如く。
そこまで行くと二次元対象の性倒錯でもなんでもないけど。
■回す人3人!
フリー。
トーマス・マン「魔の山」がようやく下巻。
セテムブリーニ氏とナフタ氏が思想的対立を深めていくくだりであるが、彼ら二人はそのまま相容れない二つの思想的・時代的精神を体現している。前者は愛国心に突き動かされた合理的近代人。後者は神への服従を唱える中世人。面白いのは、国家という概念そのものの在り方までも彼らの中には定義されているように見えることだと思う。ナフタ氏はテロル――恐怖によって造られる神への服従による一大国家の建設を考え、セテムブリーニ氏は国家ごとの独自性を自由という観点から訴えるのだ。
ウェストファリア条約以降、国際関係は支配する領土を一国家の色によって染め上げるものから、各々の独自性を保ったまま領土をパイのように切り分けるパワーゲームへと変じていったらしいが、まさに彼らの存在はそれを思い起こさせる。
いわばこの二者の対決は「近代たる市民の意志」VS「中世たる神の意志」の対決であると言えるかもしれない。
だが、現段階ではどちらが正しいとも言い切れまい。
愛国心の過剰な昂りは他国への蔑視を産み、テロルによる神への服従は抑圧に他ならないからである。
主人公であるハンス・カストルプは最終的にどのような決断を下すのか。