2007.04.03

実は現実的だったゲルショッカー

カテゴリ:特撮
「仮面ライダー」には「ゲルショッカー」という悪の組織が登場します。

このゲルショッカーにはいくつかの「掟」が存在し、それは次のような物です。

ゲルショッカーの掟


「1.命令に従わない者は、殺す」

「2.敵に負けた者は、殺す」

「4.平和を大切にする者は、殺す」


など、いかにも悪の組織らしい文言が並んでいますが、その中の7番をよく読んでみて下さい。


「7.遅刻した者は、殺す」


怖ろしい事に、ゲルショッカーでは遅刻しただけで殺されます。



しかし、荒唐無稽だと侮ってはいけません。
歴史上、遅刻した者が殺された例が存在するのです。



中国の春秋時代の斉に司馬穣苴という将軍がいました。
斉が燕に攻撃された際、彼が出陣する時に部下が遅刻してやって来てしまいました。

そこで軍法を確認すると、「約束の刻限に遅れたものは斬罪に処す」と記されているではありませんか。
司馬穣苴はその部下を処刑して、軍規を引き締めたとの事。



また、始皇帝で有名なは法家思想に基づく厳格な法治主義をとっていました。

ある時、国境警備のために900人の人間が駆り出され、目的地に向かって旅を始めましたが、途中で水害にあって道が塞がれてしまい、先に進めなくなってしまいました。
そのため期日までの目的地への到着が不可能になってしまったのです。

法律によれば、「期を失うときは法みな斬らる」(史記 陳渉世家)。
「期限に遅れれば全員斬首」という事。


これに怒ったのが、水害で足止めされた900人の中にいた陳勝呉広の二人で、後に彼らは秦に対して反旗を翻すことになるのです。





……以上、「遅刻した者は、殺す」の例でした。

こういう方法は集団の規律を維持する一手段ですが、あまり厳格にし過ぎると部下の反感を買った挙句、反乱が起きて内から滅亡する危険もあるので気を付けましょう。


まあ、ゲルショッカーは仮面ライダーによって滅亡したんですけど。








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Last updated  2007.04.03 20:06:42
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