疑似科学 だまされやすい日本人
「マイナスイオン」以降とみに増えた気がする疑似科学。
俺は
「マイナスイオン放出」機能を搭載した、いかなるテクノロジーか全く不明な扇風機を持っているのですが、いざ「マイナスイオン」のボタンを押してみると、作動中を示す緑色のランプが点灯するだけで、
後は特に何も起こりません。
もちろん、
身体的にも何も発生しません。
でもそういう名前付けると売れるんだよな。
だから業界的には(法に抵触しない限り)それがジャスティス。倫理的にはともかく。
そういえば、
「医学都市伝説」の中の人が自著の中で
「人間は科学一本槍で攻めてもなかなか納得しないくせに、表面だけ科学を装って後はどことなく神秘の香りを漂わせると苦もなく屈服させられてしまう生き物らしい」
と語っていたのを思い出した。
日本人はとりわけその傾向が強い、という事か。
いまだに血液型云々言ってるような国だし。