カテゴリ:自分スタイル
野菜栽培の中で、重要な作業の一つがわき芽を取るという作業。
一株の野菜から何本伸ばすかという考えのもと、わき芽を取っていきます。 例えばカボチャ。 1.一本仕立ての場合ですと、親つるのみを伸ばすので、それ以外に出てきた芽はわき芽として取り除きます。 2.2~3本仕立ての場合、一本仕立てとは違い、親つるは本葉5枚程度で芽を摘み取り、その葉っぱの付け根から出てくるわき芽の息のいい芽を2~3本伸ばしていきそれ以外は摘み取るという方法。 これを人に例えるとおもしろいことが見えてきそうです。 「自分の進むべき道はこれだ! だから、それ以外には見向きしないで必要な情報以外はいらない」 というような人の場合はカボチャで言うと、1の一本仕立てのようなものかもしれません。 わき芽というわき道には逸れたくない・エネルギーを消費したくないので、気にしないというやり方や、情報そのものをシャットアウトして、自分の信じる一つの道に邁進する。 そこで得た結果は大きなカボチャの実がなった時のように充実感タップリ。 しかし、挫折してしまうと、他にできる自分の可能性まで摘み取ってしまっていたりする可能性も。 次に、 「自分は様々なことに興味があり、 一つじゃなくいくらかの分野も平行して挑戦していきたい」 というような場合は、2の2~3本仕立てのような感じ。 時には一番やりたいこと(親つる)と平行して、他のこれまで自分が歩んできたジャンル・道(子つる)を生かしていきたいということも人の場合あるかもしれません。 これだと、様々な情報を仕入れ、いろんなチャレンジをすることができますね。 しかし、やもするとどれが一番やりたかったことで、どれが深入りしないで取り組むべきものだったのかわからなくなるというリスクも。 こうしてみてみると、人もカボチャも似たような気になります。 「自分は、どういう風に生きて(伸びて)いくのか」 それを元に、一つに絞るのか2~3盆いや4本も5本もあるかもしれませんが、自分のスタンスを決められるかもしれませんね。 一本の芽でも多くの芽があってもいい。 それぞれの芽が目的を持って育っていけるようにしていければいいのだから… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.04 02:25:42
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