多彩畑

物事が一つ動き出すと、周りもつられたように動き出す。
そういうことを感じたり思ったりしたことはないですか？

【こうなっていくといいな】と思っていたことが、現実になっていく瞬間。
これは誰しも鳥肌が立つような感動や、更なるエネルギーが湧き出す瞬間でもあります。

どうしてこういう現象が起こるんだろう？
そんなことをちょっと文章に落としてみます。
いつもの長文ですが、お付き合いください。

■自然と準備している

どんなに思い立った行動でも、知らず知らずのうちに行動を起こすための準備をしているのかもしれません。
何も知らないことを動かすことは難しいことだと思いますし、これまでの経験や見聞きしたことが背景にあることが多いですね。

例えば興味がなかったことでも、知り合いが何らかの業種の仕事を始めたと聞けば、テレビでもラジオでもネットでもその業種のことが話題に上がると耳を傾けたりしたりしますよね？
もう一つ、誰かが病気にかかれば、同じ病気の話に敏感になったり。

そういう感じで、自分の身の回りのことで起きた出来事が、情報収集にも触手が伸び始めるのだと思います。

■視野が広がる

自然と準備していた行動が、自分の視野も広げることも一つの要因。
一つの枠にとらわれた見方しか出来ていなかったことでも、誰かの行動が自分に対して刺激を与え、それが気づかぬ間に自分も情報のアンテナを立てている。
一つの刺激が小さくとも、情報が集まるにつれて見方が徐々に変わっていく。

今まで何気なく見ていたものでも、情報を仕入れたことで一つの角度でなく様々な角度から見ることが出来るようになっていく。
角度が変われば見え方も変わりますよね。

■枠が広がる

視野が広がれば、その分自分の枠も広がります。
許容範囲が広がるといえばいいかなぁ。

今まで、何かにつけて頭にくる言葉を放つ相手だなぁと思っていたとしても、物事に対する見方(角度)を変えただけで相手のことも許容できるようになったり。
相手が言ってることが変わっていなくても、受け入れられるようになったのであれば、それは自分の枠が広がったんだと思ってもいいかもしれません。

■人が見方を変える

枠が広がれば、それだけ人に対しても柔軟に対応が可能になってきます。
ものの言い方一つで、人は好き嫌いを判断することが多い気がしますから、情報を仕入れ、視野を広げ、枠を広げていけば、人に対しての対応も自然とその人にあった物言いができるようになるのではないでしょうか。

そうすれば、「あいつはわかってくれる」と感じてくれるかもしれません。
対応一つで、人が自分に対する見方も左右される可能性もあるということですが。

自分が許容できれば、人(相手)も自分に対する見方も変わってきます。

■後押し・協力される

人(相手)が見方を変えてくれたと感じるのが、この【後押しや協力される】ということかもしれません。
今まで何か距離を感じてきた相手が、声をかけてくれるようになったり、何かあれば協力するよといってくれるようになれば、一気に行動が加速されるような気がします。

敵(この場合、自分と合わないと感じてた人)が、味方になるほど強いものはないかも。
自分のこれまで知らなかった世界に対しての、情報・経験をもっているはずですから。

■【こうなれば】が現実に

多くのことを書きましたが、これ以外にも多くの要因があるかと思います。
これだけの要因でも、周りが変わったかなと感じたり、自分が今まで行動に移せなかったことが容易に行動に移せたりするのではないかと思います。

ここで、大事なのはやはり【人を変えるのではなく、自分がアクションを起こす】ことが重要なのではないかと思います。

『こうなればいいな』と思うのは、本人です。
その夢や願望である『こうなればいいな』を現実に引っ張り出すのも本人です。

周りは貴方を見て協力できる時はしてくれるでしょう。
でも相手は、持っていない情報や技術は提供できないと思いますが。

情報を集め、それを自分の理解できることに落とし込み、視野を広げ、人とコミュニケーションをとっていくことになれば、停滞していた流れも一気に流れ始めるはず。

そうすれば冒頭に書いたように、物事が動き出したら周りも動き出したと感じる状況になっていくのかな。

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久々に、頭の中に湧いて出てきた何気ない思いを文章に落としてみました。

まとまりがないところはいつものことということで…（苦笑）
長文にお付き合いくださりありがとうございました。