色を出す (組織運営#3)
さて、頭の中に浮かんでいることを忘れないうちにシリーズ再開です。昨年は、マニュアルについて全てを書ききれませんでしたので、マニュアルについてもう少し書くと共に、その他のことに流れていこうと思います。#1にて、【イベントの始まりから終わりまで、誰がやってもセッティングできるようなマニュアルが作れればいいのかな。】と書かせていただきました。誰でも出来る=自分じゃなくてもいいというわけではありません。使う人が上手にマニュアルを生かさなければなりません。マニュアルが出来た当時と、現在の状況とは年月を経て環境・状況は変わっているものです。そう、今組織に関わっている人が、マニュアルに違和感があるのであれば、新たに補足したり・訂正することで、今の組織において機能するマニュアルになるのです。今の組織のカラー(色)が反映されるマニュアルは、縛られた感じでなく活用しやすいものとなるだろうと思います。そこで#2の最後に書いた【マニュアルに命を吹き込む】ということに繋がります。運営面でも、内容面でも今までの意志を引き継ぐところは引き継いで、変えるところ・変わるところは思い切って自分のカラーを出してみるのも面白いのではないでしょうか。その時代ごとのカラーが、時代を反映するカラーなのかもしれません。さて、いつか組織を離れるときが、必ずやってきます。その時に残しておきたいものが多かれ少なかれあると思います。自分たちが築いた最低限の気持ち・意志を次に繋げるためにはどうしたらいいのでしょう?次回は、引継ぎについて書く予定です。