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あたしはあたしの道をいく

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2007.11.14
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あいかわらず、風邪っぴきのたすくです。

はい。



昨日は、早引けを目論んだのですが、JRの陰謀により阻止され、

(単に、1時間に1本ペースしか無い運行時間に合わなかっただけ)

普通に終業時間までウダウダと過ごしました(笑

でも、子どもを実家に放置したまま一晩眠り、

おかげで鼻水は残るものの、頭痛は殆ど無くなりました。



色々と問題がある実家ですが、こういう時はありがたいなあと思います。

子どもと一緒に居ると、体調不良だろうが何だろうが、普段通りの生活を強いられるので、

子どもを預けて寝ていられる、というのは本当にありがたい身分だと思います。



共働きも、誰かの手助けが無いとなかなか出来ないですけど、

そもそも、子育て自体、誰かの手助けが無いと大変なんですよね。

体調不良の時、というのは誰にでもあるものだと思いますけど、

核家族の場合、こういう時はどうするんだろうって考えます。

昨日の話じゃないですが、38度程度の熱じゃ寝てられませんよね。

それどころか、39度だろうが40度だろうが、子どもの世話をしなくちゃならんワケです。

そういう時ってどうするんでしょうね?



小学生ぐらいになれば、子どもも分かってくれるでしょうけど、

3歳くらいじゃまだ寝かせてくれません。

「頭痛いから寝るね」と了解をとっても、10分後には「治った~?」と起こしに来ます。

「イタイノ、イタイノ、トンデケ~!」と言うと痛みが去ると信じてる3歳児、

10分寝かしてくれたら御の字とは思うけど、それで治るわけ無いです。



まあ、年に何回もある話じゃないけどさ……。

風邪ひいたからって、37度程度でおさまることも多いしさ。

37度台なら、脳みそと体力を使う作業は無理でも、大抵のことは出来るし。

でも、年に2・3回は体調不良の日ってあるでしょう?

風邪に限らず、排卵痛・生理痛・胃痛・頭痛・貧血・疲労etc

そういうとき、どうするんだろう?



前もって段取りを組める結婚式などと違って、

体調不良はイキナリ襲ってくるわけですから、段取りが組めません。

普通の家庭ではどうするんだろうって、考えるわけです。



でも、どう考えても「辛いけど、頑張る」しか思いつかないのよね。



で。

あたしの両親ってのが、そのパターンなのよね。

父の両親は私が生まれる前に他界。

母の父も既に鬼籍の人で、母の母(つまり私の祖母)は健在なものの、

車で40分ほど離れたところにすんでいて、車を運転できない。

つまり、元気な母が訪ねるには苦にならない距離だけど、

祖母の側から訪ねるのは無理があり、元気でない母が訪ねるのも大変。

要するに、体調不良の時にはアテに出来ない。



どうしてたのかしら。

何度考えても「辛いけど、頑張った」しか思いつかない。。。。



でも。

でも。

でも。


あたし、実家で母が寝てる姿を見ると、混乱するんだよね。

不安になるとか、心配になる、ってのもあるのかもしれないけど、

一番適当な言葉があるとしたら「混乱」なんだよね。

いつもは起きてる時間に、寝てる。

それだけで、ちょっとしたパニック状態に陥るわけです。



理性的には分かるのよ。

体調不良は誰にでもあること。

それは、私の母も例外では無いということ。

風邪でも貧血でも疲労でも何でもいいけど、

普段なら起きてる時間に休んでることくらい、十分ありえるってこと。



だけど、それが「感覚的に」分かってない感じ。

そんなの、あるはずが無い、あっちゃいけない、受け入れられない、感じ。

「混乱する」というのは、虐待を受けた子どもの特徴だ、

ということを、以前カウンセリングを受けていたときに、言われた。

つまり、私が酷く混乱するときには、過去の根深い何かと関係している可能性が高い。



ひとつ考えられるのは、「忍耐好きな父」の影響。

私の実家は、「辛い」とか「疲れた」とか「苦しい」とか、

心身の様子を表すマイナスイメージの言葉が、禁句なんです。



先日もついうっかり、「あ~、疲れた」と独り言をこぼしてしまい、お目玉を食らいました。

お目玉を食らったというか、「ワシだって疲れてるんだ!」と逆ギレされちゃったのです。

これがまだ、父を相手に言った言葉なら兎も角、完全な独白にも関わらず、です。

なんというか、そういうマイナスイメージの言葉を自ら発するのがタブーな家なのです。



そういうマイナスイメージの言葉は、周囲が気遣いとして発する言葉であって、

当の本人が口にして、PRしていい言葉じゃない、という感じです。



書いてて思うけど、なんか難しい家だなあ。。。



つ。ま。り。
疲れてても、その素振を見せちゃならない。


疲れてても、「疲れてる」って言っちゃならない。

でも、家族の誰かにそんな雰囲気があれば「疲れてるのね」と声を掛け、

否定されても「気にせず休んでよ」と優しい声をかけ、率先して動かなくちゃいけない。



ををををを!

混乱する要素、タプーリ!!



自分の疲労は見せちゃダメ。PRしちゃダメ。

つまり、自分の疲労は存在を認められない。

なのに、家族の疲労は敏感に汲み取らなくちゃならない。

つまり、他人の疲労の存在は寛容に認めなくちゃならない。

そのどちらが出来なくても、「ダメ人間」扱い、と。



ええ、別に、家族愛を否定するわけじゃないですよ。

疲れたとき、体調不良のとき、労わり合うのは大切なことです。



でも、自分の時には労わりを求めてはいけないし、

労りが必要となるような状況を見せてもならないのに、

他人は労わらなくちゃならないし、労りが必要かどうか常に気遣わなくちゃならない。

それは、二重にも三重にも意味を重ねあわされた意味を汲み取る、心理戦。



疲れを見せてはならない、という価値観に居る人たちばかりのなかで、

他人の疲れを読み取るのは結構大変なこと。

家庭は安らぐ場所ではない。

常に、私は「ダメ人間か、それとも使える人間か」を試されている。



でも。

それだけじゃなくて、

たぶん、私、何か忘れてることがある。



母が休んでるところを見ると酷く混乱するのに、

自分の体調不良を肯定することも出来ないのに、

その原因が、分からない……。





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Last updated  2007.11.14 16:01:46
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