380501 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

あたしはあたしの道をいく

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

2008.02.26
XML
というわけで、先日、読み上げて、なーがいメモを書き上げたわけですが。

コレ、かなり、ガッツンと効きました。



「小さなネグレクト」については、あたしもやっちゃってるよ、

なんてことを書いたのだけど、今更、長いこと親業関連本を読んでないことに、気付いた。

すっごく前、「親業関連本を読んでいないと、うまく親業実践できないのよね」、

なんてことを書いたけれど、やっぱり今もそうなのかもしれない。

親業って、一種の訓練なのよね。

意識して実践していかないと、難しいんだわ。

講習を受けるってのも一つのテだろうけれど、現状、その時間が捻出できないし、

せいぜい、本でも読んで邁進してるしかないのよね。



というわけで、「小さなネグレクト」については、良いとして。

考えたことも無いことが、書かれてて、結構ショックだった。



大人同士でも相性の合う合わないがあるように、

子どもと親でも、仮に血がつながっていようと、相性の合う合わないはあるのです。

<略>

子どもが親に対し「馬が合わない」場合は、逆の場合に比べ、事態はより深刻です。

なぜなら、まず子どもは「自分が親と合わないのだ」ということは考えもしませんし、

だいいち思考も未熟なのでそんなことは頭に浮かぶこともありません。

ほとんどの場合、子どもは自分が親と合わないということに気付かないまま、

親に近づいて傷つくことを繰り返すのです。

(89~90頁)




今まで読んだ本にだって、このテのことが書かれてなかったわけじゃないのに、

むしろ、似たようなことは親子の関係について書かれたどの本にもあるのに、

なんで、意識の端にも乗っかってこなかったんだろう?

初めて、私と母は馬が合わないのかもしれない、と思った。



今更、「母が母でなかったら」なんて考えるのは難しいことだけど、

もし仮に、母が私の母でなくて、私の知人の一人であったなら、

私は、母と親しい関係になろうと思えただろうか?



仮定がバカバカしいものだし、恨み辛みの溜まった相手だから難しいし、

そもそも世代的な開きもあるから、それを度外視するのは難しいんだけど、

冷静に考えて、性格的に合わない、と思う。

衣食住のような生活に関する考え方も、

政治経済や社会に関する考え方も、行動規範になるような基準も、

言葉も価値観も、何もかもが違いすぎる。

たぶん、知人の一人だったら、深入りしたくない相手だと思う。



『知らずに子どもを傷つける親たち』の本には、

親子が「合わない」場合の悲惨な状況については書かれているけれど、

ではどう対処したら良いのかは書かれていない。



じゃあ、どうすればいいんだ?

答えは分かりきってる。

離れること。



仮定の話をする愚を承知の上で、仮定を重ねるけれども、

もし、生活面でこんなに実家に依存しなくて済んでいたら、

25歳で結婚したら実家の近くに住んで家のために尽くすべき、

なんて馬鹿げた幻想から、早いうちに解放されていたなら。

私は、こんなに実家と密着した生活を選択していただろうか?



否。



私は、就職して1年目で一人暮らしを始め、実家にはろくに帰らなかった。

DVに遭っている間や、別れてストーカー行為を働かれている間でさえ、

私は意地で一人暮らしを継続したんだった。

刃物を持ったケイが待ち伏せているんじゃないか、なんていつも考えてたのに、

あたしは意地でも実家に頼りたくなかったのよね。



それが、結婚と同時に、母に精神的に依存する生活に入ってしまった。

そして、出産と同時に、生活的にも依存するようになってしまった。



確かに、子ども二人を抱えての共働きは大変だったし、

あのままの生活を続けるのは、無理だったと思う。

だから、実家の近くに転居したこと自体は、後悔してない。

だけど……、と考える。



そもそも、せっかく意識して開けていた距離を縮めてしまったのは、

間違いなく私の選択のような気がする・・・・・・。

何故だろう?



あああ、なんか、思ってたのと違うとこへ進みつつある。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.02.26 12:27:19
コメント(0) | コメントを書く
[アダルトチルドレン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.