あたしはあたしの道をいく

妊娠判明以来、私の目標は「自分に甘く」。

ちょっとでもダルければ、休む。手を抜く。

シルバーシートに容赦なく座る、席譲らない。

資格試験止める、勉強止める。

最低限以上の家事しない。育児しない。

最低限以上の見てくれを気にしない。楽な服装。楽な歩き方。

と・に・か・く、自分を甘やかす。



徹底してやってきたんだけど。



昨晩、実家の父に説教くらっちまいました。

私が自分を甘やかした結果、育児関係のしわ寄せが父に

どっかーんと押し寄せているのは知っていたのですが、

父に「これ以上はムリだ。夫に何とかしてもらえ」と言われちまいました。



いや、お説ご尤も、ではあるんですが。

家事関係のしわよせがどっかーんと夫に押し寄せてるんですよねー。

通勤時間10分そこそこなのに、夜10時にしか帰ってこない夫。

なのに、料理以外の家事の全てを負ってくれている夫。



専業主婦の妻を持つ父は、掃除洗濯、食事の片付け、ゴミ関係、生活雑貨管理、の全てを、

まさか夫がやっているだろうとは思っていないだろうし、

そもそもそれがどれくらい大変か分かるはずも無いだろう･･････。



私が出来ないなら夫にやってもらえ、は正論。

二人の父でもあるし、腹の子の父でもあるし、私の相方だし。

それはもう、グウの音も出ないんだけど。



でも、これ以上のことを夫に望むのは、無理だ。

と、思う。



つまり。

自分で出来ないなら夫に頼め、と言う父の言葉を実行しようと思うなら、

夫に頼めないなら自分が頑張れ、としかならないのよねー。



ちなみに。

私は元々、腰が弱くて、何かの拍子に激痛に見舞われる。

1時間も休めばなんてことなくなる程度のものなんだけど、

「ピキっ」となった当座は、歩くこともままならない。

で、それはたいてい、子どもの相手で無理な負荷がかかった時におきるもので、

昨晩はそれがタイミング悪く、入浴前のドタバタの中で起きてしまい、

父に子どもの風呂を頼んだら、くだんの説教を喰らったという次第。



自宅でのことなら、それくらいの対策は取ってあるんだけどさ。

スッポンポンで這いずり回っても構わないし、子どもだけで入浴だって出来るし。

タオルだの、着替えだの、ってのも、全部子どもが一人で出せるようにしてる。

手間がかからないよう、最大限の工夫ってのをしてあるわけよ。

けど、それが自宅でない場所だと、「手を借りる」以外に何が出来るってのさ。

致し方ない事情だと思うんだけどさ。



許されぬようですよ。



どーすりゃいいんでしょーかね。

やっぱ、頑張るしかないんでしょーかね。

頑張るとロクなことないんですけどね。

だから、頑張るの止めたいんですけどね。



てかさー、あたし、妊婦なんだけど。

妊婦のときくらい甘やかしてくれたって良いじゃんよー、

ってのは、やっぱ考えが激甘なわけ？



つかさー、「全部手伝うから同居を！」って迫ったの、そっちじゃんよー。

まるで、「大切にする」なんてプロポーズしといて苦労させまくりのメロドラマじゃんかー。

詐欺よ、詐欺。



とりあえず。

まだ早いんだけど、腰痛防止に腹帯してみた。

腰は楽になるけど･･････まだ腹が小さいから、胃とか鳩尾とか圧迫されて辛いんだよね。

うう･･････それにしても、なんて消極的な頑張り方だ･･････。