テーマ:アダルトチルドレン(394)
カテゴリ:色々あります
3月末に退職して、もう少しで1カ月。
収入のことを考えなければ、1年働いて1カ月休む、 ってのはとても良いペースなんじゃないかと思う今日この頃。 …………積読が、増えました。 いや、読んでるペースは衰えないどころか、むしろUPしてんだけど、 在職中に我慢してたぶん、積むペースが半端ない(笑 つい先日もブックオフにて6千円強お買い上げ♪ ちなみに、メインは『光とともに…』っつうマンガ。 【送料無料】光とともに…(1) この漫画、自閉症児を抱えた母親の奮闘記みたいなんだけど、 すんごく面白い。 いや、笑える意味で面白いんじゃなくて、タメになるというか、勉強になるというか。 こんなの読んだら、ますます福祉に向かって行きたくなるじゃないですか。 あたし、ほんっと、今までなんてジコチューだったんだと思う。 高校の頃に職業適性検査みたいなのをやったわけだけど、 福祉とか医療とかって、本当に適正皆無だったわけよ。 そりゃあまあ、あの頃の私にしてみたら、 生きることが精一杯、自分のことで手一杯なわけだから、 他人様のことなんて見てる余裕なんてこれっぱかしもなくて、 そんな状況からすると、至極まともな結果なんだけどさ。 だから、大学もコクブンガクなんていう全然役に立たないものを選んで、 毎日源氏だの平家だのってやってたわけよ。 いや別に、源氏や平家の研究をバカにするつもりはサラサラないのよ。 それはそれで、日本の文化として尊重されるべきものだし、大切なことなの。 ただね、そんな己がイチバンな生活をしてた私の隣で、 同じように勉学に励んでた人たちは、ちゃんと他人のことを考え、 未来のことを考えてたって思うと、なんて私はオコチャマだったんだろうと思う。 あたしは、まじめに源氏に取り組んでたと思うし、必死だったけど、 そこには、「私」以外のものは全然関わってなかったのよね。 自慰行為、って感じで。 結婚して、子どもがを持って、ACを自覚して、奮闘して。 やっとあの頃、ちゃんと世間を見てた学友と同じとこに立った気がする。 なんてあたしは、遠回りしてきたんだろう。 もし、あたしが生きることに精一杯でなかったら。 もし、自分のことで手一杯になってなかったら。 あたしはもっと早くに、周囲のことを気に掛けられるようになっていたんだろうか。 あたしはもっと早くに、福祉を視野に入れられるようになっていただろうか。 あたしはもっと普通に、差別や偏見や選良意識と無縁で居られただろうか。 もう親を怨むことはやめようと、もう恨むまいとおもってはいても、 無駄にした時間のあまりの長さに、ため息が出る。 私が遠回りした時間を、私が浪費した時間を、返してくれと言いたくなる。 言っても仕方がないことと分かってはいても。 でもね。 遠回りしても、恨み節が出ても、今は自分の時間を生きてるよ。 今は、死にたいなんて思わない。 無職だけど、それでも、毎日が充実してる。 あたしは、幸せだって思ってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.25 14:42:41
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