自称・漫画ソムリエのひとごと

こんにちは、酢モツです。

「WEBマンガ総選挙」の投票が締め切られました。
投票方法が限定されているので
楽天koboユーザーである私はほぼ静観するのみでした。
企業が絡んだ時点でちょっと冷めている気がしますが、
世間はどの漫画を推しているのか楽しみにしたいと思います。


というわけで今日も日課の新刊チェック!!
本日発売で購入予定の漫画はコチラ


保安官エヴァンスの嘘（13）【電子書籍】[ 栗山ミヅキ ]


女にモテたいという一心のみで最強のガンマンにまでなった
保安官エヴァンスのカッコつけ西部劇漫画です。

よくある勘違い系のラブコメ漫画に見えますが、
勘違いしているのは登場人物全員といった斬新なスタイル。
女性にカッコいい所を見せたいだけのエヴァンス、
まわりは何か意味があるのだろうと勘ぐる野次馬、
なのに当の女性陣はあまり興味なしというコント仕掛けの展開が面白いです。

師匠でもある実の父親が達観しすぎていて
すべての台詞が名言のように語られているのが好きです。
恋愛に対して捻くれた感情を持つものにとっては胸に刺さる言葉ばかりです。

ただ、ちょっと最近は連載も長期化し
パターン化してきてちょっと飽きがきている感じもする。
週刊少年サンデーでも掲載順位が後ろの方とちょっと危ういなぁ…
現に単行本の初週の売上はどんどん落ちていっています。
それでも連載は続いています。
これは恐らくアンケートでは人気があるが、
単行本は売れないという負のスパイラルに入っているのでは？
いわばジャンプの『こち亀』状態。
雑誌に必要な漫画ではあるが、
単行本はそこまで売れているわけではない…と。

しかし『保安官エヴァンスの嘘』は老若男女に受け入れられるような
幅広い支持を受けているわけではありません。
編集部も作者もその辺りはわかっていると思いますので、
これからどんな展開を迎えるのかを楽しみにしたいと思います。


正直今のダラダラした展開が続く限りはちょっとおススメはできないが、
単行本がまったく売れなくなったらすぐにでも打ち切られそうな漫画でもあります。
よかったらご覧になってはいかがでしょうか？

ではまた次の漫画でお会いしましょう。