蓼科高原日記

ノリウツギ　蓼科高原　夏　20180803-DSCF1227-2
　
　
August 9, 2020
　
　
前回は少し固いことを書きすぎたかもしれませんが、まあたまにはそんなことも考えたりということで…
　
それはそうと、じつに静かなお盆休みになりました。本当に静かです。
　
蓼科高原の地域外からのクルマの往来はだいぶ増えていますが、いつものお盆とはやはりレベルが異なります。ご宿泊のお客浅様も少ないようです。もちろんお宿によって異なるとは思いますがうちは空いています。開店休業といっても良い。
　
国の「GO TO トラベル　キャンペーン」＝出かけましょうの呼びかけと同時に、県知事さんや市長さん達からは県を跨いだ移動の自粛要請が目白押しです。出かけるなとか出かけろとか混乱の極みですが、どちらもそれなりの事情と確固たる理由がある。
　
感染を拡げないためにはひとが動かないのがいちばんだが経済は動かしていかなければならない。じゃあどうするればいいんだということになるけれど、単純に答えを出すことはなかなか出来ない。
　
それは自分で決めるほかないというのが今回の新型コロナウイルス禍から我々が学ぶべきことなのかもしれません。自分で考え自分で決めて自己責任において自分で行動するほかない。
　
本当に厳しい世界にいきなり変わってしまったようです。リスクを評価した上で、それでも出かける必要あるいは欲求が勝るならばそれは出かけるほかない。リスクが勝るならば、出かけずに家で大人しくしているほうがいい・・・正しい判断です。
　
わたしも自営のペンションを休業すべきかどうか状況を仔細に見ながら検討評価していつも悩んでいます。このお盆休みは休業した方がいいのかもしれないとも現在も考えています。
　
第二波なんてことになる以前は結構ご予約をいただいていたのですが、正直言って現在はスカスカの状況ですの。当地と当ペンションの安全性と状況を良く理解してくださっているリピーターのお客様がいらしてくださっている状況です。
　
人数も定員20名様に対して2名様から6名様ていどに限定して承っているので、密にはならない。避暑地の涼しさで終日窓を全開にして涼風が通り抜けているので換気は抜群。国の基準以上に厳しい長野県の新型コロナウイルス感染予防対策を大真面目に実施しています。
　
詳しくは公式ホームページの「新型コロナウイルス感染防止に関わる取り組みについて」をご覧いただけるとさいわいです。

蓼科高原ペンションサンセット公式ホームページ：​https://www.p-sunset.com/​
　
　
なにしろ是非お越し下さいとは言えない状況ですので、そのときが来ましたらふっと息抜きに来ていただけるとさいわいです。

蓼科高原ペンションサンセット　オーナー　狩野雅之拝