2008/08/10(日)23:49
男の論語 下 (童門冬二著)⇒自分の頭で考える
子曰わく、衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。
(先生がこうおっしゃった。「大勢の人間が嫌う人間でも、本当にそうかどうか必ず自分で確かめてみる。また逆に大勢の人間がみんな好きだという人物に対しても、同じように調べてみる」)
(P213より)
自分の頭で考える、ということを大切にしたいと思っています。誰かがどう言っている、ということではなく、自分のフィルターを通してどう見えるのか、どう感じるのか。
誰かと出会うときにも、別な人による人物評よりも、やはり自分自身が話してみてどう感じるか、ということが大切なのだと思います。
以前、松井和さんの講演を聴いたときに、何かを実践するときに、聴いたことをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考える、ということを語っておらてました。
人からいただいたアドバイスやお話から謙虚に学ぶ、という姿勢が大切だと思っているのですが、一つひとつの学びは、いったん自分で考えるからこそ深くなるのだと思っています。
あらゆる場面においても、自分の頭で考える、ということは大切にしていきたいと思います。