音読と計算で子供の脳は育つ(川島隆太、川島英子著)の感想
ニンテンドーDSの、脳を鍛えるDSトレーニングで有名な川島隆太先生。この本は奥さんの英子さんと一緒に、子育てに関することまで書かれています。タイトルにもあるように「音読」と「計算」をすることで、脳の中でも一番大切な部分である「前頭前野」を鍛えることだできるのですね。前頭前野というのは、脳の中でも人間ならではの思考活動をする場所だとのことです。この本の中には、そんなに詳しくは書かれていないですが、以前川島先生の講演会を聞いたときに、音読や計算の他に前頭前野を活発に働かせる方法が2つあるというお話でした。その二つとは(1)遊ぶこと。異年齢の子供たちがいっしょになってのドキドキするような遊びが、脳にはいちばん。(2)親子でのコミュニケーション。他の誰と話しているときよりも、親と話しているときが一番前頭前野が活発になっている。親子でのコミュニケーションっていうのは、脳科学の観点からいってもとても大切なことなのですね。童謡もCDよりもお母さんの生の声で聞かせるのがいい、ということを聞いたことがありますが、このこととも関わりがあるのかもしれないですね。あと1週間、いよいよ生まれてきます。ドキドキするなあ(●^o^●)