良い政治とは何か&良い政治家とは

2005/01/03(月)12:27

・小泉首相表明/小沢一郎副代表・

政治評論(30)

・小泉首相表明/津波被害で5億ドル無償支援・  小泉首相は元日夜、インドネシア・スマトラ島沖地震の津波災害に当面の支援策として、5億ドルを限度に、被災国や国際機関に対して無償資金協力を行う方針を明らかにした。  首相は災害に対して、「資金、知見、人的貢献の3点で最大限の支援をする」と強調。人的貢献の面では、自衛隊の航空機・艦船・人員を活用した追加的な貢献を早急に検討するとしている。  さらに、インド洋で津波の緊急警報システムを構築するため、技術協力を行う考えを示し、1月18日から神戸市で行われる国連防災世界会議で、この課題を話し合う「特別セッション」を設けるよう提案した。  小泉首相は1月6日にインドネシアの首都・ジャカルタで開かれる被災国や周辺国などの拡大首脳級会議に出席する。拡大首脳級会議は、インドネシアの呼びかけで開かれ、東南アジア諸国連合(ASEAN)10か国や日米中韓などの周辺国、国連などが出席する見通しだ。  日本が出来ることをするのは当然のことである。 ・今年の計は「小泉内閣退陣」/小沢氏、自宅新年会で語る・  民主党の小沢一郎副代表は元日午後、東京・世田谷区内の自宅で開いた新年会であいさつし、「今年の内外の状況が小泉純一郎首相1人に都合の良いまま続くとは考えられない。一刻も早い退陣を促す」と述べ、小泉内閣の退陣が今年の最大の目標になるとの認識を示した。  小沢氏はまた、「小泉政権を倒しても自民党のたらい回し政権は続く。しかし、われわれの究極の目標は総選挙で勝利することだ」と指摘。その上で「常在戦場だが、衆参同じような時期に選挙になる可能性も高い」と語り、平成19年夏に衆参同日選が行われる可能性も念頭に対応していく必要があるとの考えを示した。   小沢氏が自宅に若手議員を集めて新年会を開くのは、彼の「政治の師」故田中角栄元首相の自宅新年会を真似たものだ。  故田中元首相の場合、政治家としての評価が分かれるところであるが、首相退陣後も多くの政治家や官僚が集まった。  しかし、小沢氏の場合は、なぜか次から次へと側近政治家が離れている。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る