・どんな立場でも改革推進／安倍幹事長代理・

　 　自民党の安倍晋三幹事長代理は10月22日午後、都内の専修大学で講演し、11月初めに予定されている内閣改造、党役員人事に関し、「小泉純一郎首相は相当に思い切った人事を断行すると思う」との見方を示した。 　その上で「私自身はどんな立場になろうとも、（衆院選の）結果がしっかりと改革を前に進めてくれということだったのだから、全力でさらに小泉改革を進めていきたい」と強調した。　 　国民的に人気ではポスト小泉の最右翼の安倍氏であるが、政治家としての経験不足は否めない。安倍氏はいわゆる衆院厚生労働委員会、自民党厚生労働部会を軸にした自民党社労族議員である。 今年末から始まる医療、年金など社会保障政策に取り組んでいる。 　すでに10月13日に自民党の若手議員ら約30人とともに医療制度改革に向けた勉強会「医療政策研究会」を立ち上げ、代表に就いている。同研究会は独自に有識者などからヒアリングを行い、意見を集約する考えだ。