2006/01/04(水)18:40
3日の日記
・三笠宮寛仁親王殿下、女系女性天皇に異議/「一度切れた歴史はつなげない」・
毎日新聞net(1月3日付/1月4日付朝刊)によると、三笠宮寛仁親王殿下が毎日新聞の単独インタビューに応じ、皇室の歩みや将来像などについて語られた。
皇室典範改正問題についての質問にも応じ、「政治を超えた歴史の問題」との認識のうえで、男系による皇位継承の伝統を踏まえ、「一度切れた歴史はつなげない。腰を据えて議論すべきだ」とした。「皇室典範に関する有識者会議」が出した「女系・女性天皇の容認」の結論に異を唱えた形だ。
殿下は既に福祉団体の会報のエッセーで、元皇族の皇籍復帰や女性皇族に養子を取ることを認めることなどによる男系男子継承方法を示しているが、「過去にはこうした方法で、皇位継承の危機をたびたび回避してきた」「先人が築き上げた貴重な財産(方法)にならって、できるだけの手を尽くしていくべきだ」とした。
また、皇室のあり方について「日本民族の知恵が権力を持たせないようにしてきた。国を守っていくために必要な存在」と述べられた。
<視 点>
三笠宮寛仁親王殿下が男系男子継承方法は、貴重なご意見である。
政府・宮内庁、選良である国会議員も耳を傾けてはどうだろう。