2007/01/12(金)20:19
11日の日記
・安倍首相/党に政治資金規正法見直し指示へ・
欧州歴訪中の安倍晋三首相は1月11日午後(日本時間11日深夜)、
ブリュッセル市内で同行記者団と懇談し、政治資金規正法の透明性を
高めるため、同法改正を検討するよう自民党に指示する考えを示した。
首相は、伊吹文部科学相、松岡農相の資金管理団体などが多額の事
務所費を計上していた問題に関連し、「政治家は常に襟を正さなけれ
ばならない。国民から信頼されるように法にのっとって(政治資金を)
適切に処理することが大切だ」と述べた。ただ「(両閣僚から)『法
にのっとって適切に処理されている』と報告を受けている。(国民に
も)説明していると思う」と述べ、両閣僚については問題はないとす
る見解を表明した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・午前6時30分、起床。うめ子ちゃんの散歩。風呂。新聞。
日本経済新聞1面コラム「春秋」が、以下のように安倍晋三首相を激励
している。
安倍首相夫人、昭恵さんの父は森永製菓五代目社長の松崎昭雄氏(現相
談役)であり、二代目社長、松崎半三郎の孫に当たる。半三郎は創業者森
永太一郎の右腕として「森永の松崎か、松崎の森永か」といわれた希代の
経営者であった。▼その森永が昭和初期に経営を誤って危うくなった。半
三郎は永平寺管長の黙仙老師から贈られた書「八風吹不動天辺月」の一幅
を掲げ毎日端座した。その意味は「どんな困難や誘惑がやってきてもあた
かも嵐の中に天の月が悠然として輝いているように心が動揺しなければ何
も恐れるものではない」というもの。▼年の瀬から首相官邸が動揺してい
る。内閣の支持率は低迷気味で、安倍政権発足3 カ月にもかかわらず、ち
またから「小泉、恋し」の声もささやかれる。「やさしさが裏目に出てい
る」と身内評もあれば、言葉多く定まらず優柔不断ととられることもある。
不満分子にとって大いにスキありと見えるのだろう。▼首相の父、晋太郎
氏は長身で剣道が好きだった。得意はメン。しかし豪快な技の一方で「ワ
キが甘く」よく胴をとられたという。半三郎の教訓として「災いと幸福は
交互にくるものではなく、災いの後には災いが来るのが普通」と言ってい
る。困難は相次ぐものと受け止め一歩も引かない決意でかかった、とある。
・資料整理。取材の準備。
・午後1時、大手町で政治記者OBと飲食懇談。
午後3時、永田町取材。
午後6時30分、帰宅。
・本日の歩数 9,836歩