良い政治とは何か＆良い政治家とは

　晴　れ

　午前５時、起床。うめ子ちゃんと散歩。風呂。朝食。

　新聞のチェック。メールのチェック。読書。資料調べ、整理。

　午後永田町取材。

　夜、雑誌編集者らと民主党の小沢側近代議士を囲み、「オフレコ懇談」。

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　・波乱含みの民主党大会／小沢支持議員、執行部批判・

　・菅総理／内閣改造・党人事で改革進める「最も強力な態勢」作り？・

　　菅直人総理は１月１３日午後開かれた民主党大会で、党の結束を訴えるとと

もに、１４日に予定する内閣改造と党人事刷新について「日本の改革を推し進め

るために最も強力な態勢になるか。この一点から新たな態勢を作る」と強調した。

　菅総理は人事刷新の目的について、仙谷由人官房長官らに対する問責決議案可

決によるものとの見方を否定し、通常国会に向けた態勢の強化を強調した。

　内閣改造にあたっての優先事項や、交代が明らかになった仙谷官房長官の処遇

については明言を避けたが、入閣が伝えられる与謝野馨氏について、財政健全化

や社会保障のあり方で「私や民主党の考え方と大きな流れで共通性の高い政治家

だ」と述べ、与野党で対峙した関係ではあるものの要職で起用することに「矛盾

はない」との考えをにじませた。

　党大会では、来賓として登壇した国民新党の亀井静香代表が「今の民主党でい

いのか。みっともない。皆さんの奮起を切望する」と檄を飛ばすなど、党内抗争

で揺れる民主党の結束を求める声が相次いだ。

　菅総理も今後の政権運営についての「覚悟」を言いたいと続け、子ども手当や

農家への戸別所得補償などを挙げ、「民主党が（政権奪取後）進めてきたことに

間違いはなかった」とも語り、「私たち自身が自信が持たなければ国民を説得で

きない」と党内の結束を訴えた。

　・野党を挑発した菅総理／「超党派協議への不参加は歴史に対する反逆行為」・

　菅総理は政権運営をめぐって与野党協議にも言及し、「２０年間先送りされて

きた大きな課題に取り組めるかどうか問われている。低迷を続ける経済、将来不

安な社会保障とその財源、地域主権の問題、国民が参加した外交のあり方。これ

はわが党の責任であるとか、従来から政権を持っていた自民党の責任であるとか

を超えて、われわれ世代の責任だ」と、自民党を批判した。

　菅総理はさらに「党派を超えた議論が必要なことは言うまでもない」と述べる

とともに、「野党がいろいろな理由をつけて、積極的に参加しようとしないとい

うことになれば、歴史に対する反逆行為だ」と強い口調で野党を挑発した。

＜視点／寸評＞

　民主党内の実情を見る限り、９月の代表選後、いわゆる「脱小沢」路線を政権

浮揚策の一環とする菅総理と岡田克也幹事長ら「脱小沢派」（主流派）の党執行

部が、小沢一郎元代表の「政治とカネ」の問題で小沢氏の衆院政治審査会への国

会招致を求め、これに反発する小沢支持派（反主流派）と参院執行部が激しくぶ

つかる構図が続いている。事実上の内紛状態にある。

　岡田克也幹事長は「内紛があるとは考えていない」としらを切っているが、事

実は分裂含みの内紛状態である。

　事実、党大会終了間際には、森ゆうこ参議院議員など小沢グループが発言を求

め、大会議長を務める脱小沢派の議員がいさめる場面に会場が騒然とするなど、

波乱含みの党大会となった。

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