カテゴリ:カテゴリ未分類
晴れ
午前4時30起床。メールのチェック。新聞チェック。 うめ子ちゃんと散歩。風呂、朝食。 午前中、原稿書き。資料整理。 午後、永田町取材。両院議員総会を前にした民主党議員などを取材。 //////////////////////////////////// <政治の再生ための一考察 第一部> 第3回 ・悪夢の政権交代・ 一昨年の政権交代の結果、政治の現状は、国民の期待とは裏腹に惨憺たる状況 にある。米軍普天間移転問題の迷走、沖縄尖閣列島沖中国船衝突事件への対応ミ ス、北方領土へのロシア大統領訪問問題をめぐる外交的敗北、そして今回の菅内 閣不信任案をめぐる政権与党・民主党のドタバタ劇である。 未熟な政党に担がれた能力のない者が権力者になった場合、いかに国益を損ね るかは明らかである。 私に言わせれば、まさに「悪夢の政権交代」である。 一昨年総選挙の本当の争点は「政権交代」ではなく「百年一度」といわれた経 済危機に政治がどう対処するか、という経済政策であるべきだった。 ところが民主党は「政権交代」を連呼し、「マニフェスト」と称する俗耳に入 り安い甘言を並べ、幻想を振りまいて選挙に圧勝した。そこには経済や景気に対 する危機感も対応策もなかった。 今、ようやくその欺瞞性が多くの人の知るところとなった。民主党に投票した 有権者は、掲げた政策の実現を期待したはずだ。 それにもかかわらず、首相・菅直人をはじめとする民主党は、有権者に謝罪を せず、うやむやにして政権にしがみついている醜い姿を晒している。 総選挙時、民主党マニフェストの問題点を指摘した自民党を「自民党は批判ばか り」と批判したメディアの一つ朝日新聞は、民主党政権を「民主党が歴史的な政 権交代を成し遂げてから、わずか一年四カ月。政治がこんな混迷に陥るとは、い ったいだれが想像しただろうか」(平成二十三年元旦号社説)と嘆いているが、 むしろ、民主党公約の問題点を見抜くことができなった不明を恥じるべきだろう。 総選挙の時点ですでに、民主党政権が混迷、政治の漂流を招くことを予見、憂 慮していた論調があったにもかかわらず、である。(敬称略/つづく) /////////////////////////////////// お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|