Hitorigoto

ちょいとお硬い話

中学生のいじめを苦にした自殺報道が毎日テレビでやっていますね。
同じ年の子をもつ親としてたまらないです。

一人苦しみ続けた本人はもちろん、
その痛みを感じながら他に何かできたのではないかと自問自答しているであろう親も
共に教室にいた友人達の気持ちも
そして今現在、マスコミにたたかれている教育関係者や加害者と言われている家族すべての方々

残されたものの気持ちは痛いほどわかるだけに、本当に辛い

先日PTA関係で出席した研修会でもその話題でした

こう言う報道が続くと、連鎖反応で自殺者が増えるそうです

いじめている側ももしかしたらちょっとした遊びの気持ちからもあるのかもしれません
今の子達は情報があり過ぎて、忙し過ぎて、相手がどう思うんだろうと言う想像力が欠如している気がします

そして、辛い気持ちを抱えた時、誰でもいい 1人で抱え込まず相談して欲しい
心の整理も、余裕も欲しい

ふと周りを見回したら、他にも世界があるということ もっともっと違う大きな世界が
その苦しい世界の中だけでどうにかしようとしないで欲しい
そこから逃げ出す術を 自殺に変えないで！

生きてさえいればどんな可能性だって広がる！

私は子供の頃「ひとりで天国にいってはいけません」と言われていました

その言葉の意味を本当に理解出来なかったけれど、「死」だけは選んではいけないんですよね
それで終わってしまう。
残されたもの達がどれだけ苦しい想いをするのか、みんな必ず苦しむんだと言うことを知って欲しい。

「死」は選ばないで

たった13年間の人生だけじゃ、ほかにもっともっと楽しい未来があったはず

他にいくらでも方法がある。苦しみから解き放たれる可能性は誰もが持っていると私は思います。

そしていま事故で亡くなる方よりも自殺者の方が増えているそうです

人は誰でも苦しい想いはする。だからこそ、辛い立場の人の気持ちが理解できる

いじめられてきた息子に「いじめる側じゃなくてよかった」と答えた私
でもその息子も気づかぬ内に傷つけているかもしれない

相手のことをもっと知って欲しい。相手がどう思うのか。本当に笑いあえているのか

大切な友達をいっぱい作って欲しい

心は通じ合うもの。その気持ちを大事にして欲しい

ひとりぼっちって決して思わないで

私自身沢山の心の友に助けられているから

だから助けたい気持ちにもなれる


人間誰だってひとりじゃ生きていけないんだよ


なんだかどうしても今この想いを書き残したいと思いここに残します。


合掌