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カテゴリ:読書
宇宙の新しい理論ということで読んでみましたが、無から誕生した宇宙とか
時間とは時間が経過したと観測する知的存在が生まれたから生まれたといういまいち分かりづらい 理論や、マルチユニバースという自分自身の選択で様々な宇宙が派生するというSFにありがちな ものではなく、選択とは関係なく無数に発生している宇宙という多元宇宙という話などは、自分の 存在が限りなく小さいものになってしまう感じがしますね。 最後には、実験室で宇宙を生み出すというあまりリアリティを感じない設定から、生まれた宇宙に対する 責任という思考実験は、命というものが自律的な思考が行える存在ならコンピュータープログラムも命なのかといういろいろな考え方が生まれるものなのだなあと最新の科学話というのは宗教とか哲学とも 関係してくるものですね。 でもだからといって学術会議に社会科学系が多数参加するっていう方向はないと思いますが。 ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.09 20:57:52
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