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カテゴリ:読書
中国が欧州のように多国分立の勢力均衡にならず統一されていくのがその地形によるもの、というように地政学的に世界を見ていくスタンスの本。
第一次世界大戦と冷戦、第二次世界大戦と湾岸戦争以降を準第4次世界大戦と経過時間は違うが起こった事象を比較して主張するやり方により意図はよく伝わっていると思う。当初は中立条約を結んでいた独ソと米中の比較に、ウクライナ侵攻がスターリングラードの戦いと大戦の分水嶺に近い部分など。なるほどなーという感じですね。 民主主義が衆愚主義に陥るといったことも書かれており、まあ古代ギリシアのプラトンの国家辺りにもあった気がしますが、現代日本のアベガーを見てるとまさにそのとおりかも。 世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器 [ 長沼 伸一郎 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.29 12:44:54
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