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カテゴリ:読書
EUの成立とともにヨーロッパ世界と言うひとかたまりの世界が意識されるようになって久しいが、昨今のロシアのウクライナ侵略戦争などヨーロッパと言う枠組みがきしみを上げてるようにも見える。 日本の場合は、もともと1つの国であり、分裂してた期間も日本全体を統治する枠組みは維持されていたが、ヨーロッパの場合は、ローマ帝国とキリスト教会と言う当地のシステムも分裂したり崩壊したりして、内部に争いを産む原因になってたからなあ。 この本は、例えばキリスト教会の分裂であるカソリックとプロテスタントの勃興時のフス派に焦点を当てた話や、今でもベルギーの分裂要因になっている、オランダやベルギーご入るネーデルラント地域での言語の問題と、小テーマを積み重ねてヨーロッパの統合について考えさせてくれましたね。 ヨーロッパの「統合」の再検討 [ 森原 隆 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.02 14:29:36
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