決まっていた事?
昨日は午後から雪が降り続き、暗くなって来た頃からは冷たい雨に変わり…今朝はとてもいいお天気先日の月命日には、またいつものお友達がたくさん来てくれました。久しぶりに見る子も、初めて来てくれた子も。始めてきてくれた子は、いつもお墓参りに来てくれている○○君でした。時々、「たっちゃんへ。○○よりと書かれたコーヒー缶が置かれてあったの。誰だろうね、よく来てくれているようだけど、って主人と話していたの。帰り際、いつものお友達が、「○○、送っていくわ!」と言っているのを主人が聞きつけ、「なんだ、○○ってお前だった~!ありがとな!!いつも誰かなって思っていたんだ」って。成人式の時の写真を皆で見ながら、男の子にはなんとなく覚えがあるけど、女の子は殆どわからない。そんな話から、そう言えばもう高校生の時点で殆ど誰だか分らなかった。お通夜とお葬式の時に、私はしっかり来てくれた人を見ておこう、覚えておこうと思っていたんだけど、殆ど誰だかわからなかった。交友関係も、全く把握できてなかったし。なんて話をしていたの。そしたら、来てくれていた女の子がボソッと、「あれは、3年生の時だったんだけど、ちょっと前だった。たっちゃんに駅から歩いて家まで送ってもらったの。その時、何の話からそんな話になったんだか忘れたんだけど、たっちゃんがぽつんと 『もし俺が死んでも、来てくれるのはお前とT坊と△△、3,4人くらいだろうな』 って笑って言ってたの。それが忘れられない。そのすぐ後だったから…」そう言えば、息子は前の年の11月頃だったかな「俺は何がやりたいか分らないので、取り合えずフリーターでいろんな事をしてみて、それからちゃんと就職をする」って言ってたのに、急に「やっぱり俺は車が好きだから、車に係る仕事がしたい。年が明けたら面接を受ける事に決まった。」「どこを受けるの」「一人暮らしを経験したいから、学校の近く。」「一人暮らしは大変だよ、大丈夫なの?」「大丈夫に決まっているじゃん俺、そんなに子供じゃないよ。…でもかあさん、俺がいなくなったら一人分助かるんじゃない」「いなくなったらなんて…馬鹿な監視の目が届かないから、逆に心配ばかりせんといかんじゃん毎日電話するかもよ」「それだけは勘弁してよ」何気ない会話だったんだけど、その時の会話はずっと頭に残っていました。亡くなる前の、ほんのひと月ふた月の間の会話。行動。こじ付けなんだろうけど、何だか妙に気になり続けている。親離れしていたのに、その間は妙に私達の間は密だったような気がする。…決まっていたのかな…たっちゃん、3,4人どころか、葬議場始まって以来と言われるほどの人が集まってくれたんだよ。見てたよね。あんたが一番びっくりしたんじゃない