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カテゴリ:トルコで嫁入り!
昨日・今日と、雷落ちるわ、暴雨風雨吹くわ、おまけにヒョウまで降るわで、
トルコ北西部、大荒れの天候でございます。 おまけに蒸し暑い!日本顔負けでムンムンでございます。 さて、ドタバタ劇の続き・ウェディングケーキ編。 ワタクシ、幼い頃は、自分の背丈よりもズンズンと高い、少なくても 5段はあるウェディングケーキが憧れでした。 そしてなぜかユーミンの「優しさに包まれたなら」が似合うようなケーキ。 (小さい頃のお絵描き帳にケーキカットのシーンが描かれている・・・) お年頃になって、お友達が結婚し始めてからは、ズンズンと高いのじゃなく、 手作り本格派・お味で勝負の生クリーム&赤いベリー系のケーキが憧れ。 (エリック・サティが似合いそうな。) そう、ウェディングケーキにはその時々でいろいろこだわりがあったんですよ~。 ああ、それなのに、それなのに・・・実際は・・・ !!!ケーキ屋さんにおまかせ!!! ←全然考えるヒマなかったんだよー!! ・・・ 晩婚なんて、こんなものです。 ←結婚に夢も希望も憧れも、ない。 しかし、ワタクシ、大人で食いしん坊ですから、見た目ばっかのウェディング ケーキはイヤでした。 お客様の舌を満足させるため、ケーキ屋だけは吟味しなきゃと思っていたのですが、 トルコって、日本人好みの甘さ控えめのスポンジフワフワのおいしいケーキ屋さん、 そんなにないんですよね・・・ そんなわけで、選択肢は限られちゃうわけで: - チュラーンパレスのケーキ屋さん - コンラッドホテルのケーキ屋さん - ゲジ洋菓子店 この中のどれかにしようと思っていたら、式場の支配人の幼なじみさんが ゲジ洋菓子店(ゲジ・パスターネシ)の製菓長だというので、そちらに お願いすることにしました。 ゲジは、日本語だとゲジゲジみたいでなんだかヤな感じですけど、一応 「イスタンブルで一番おいしいチョコレート屋」ということで名が通ってるお店です。 (タキシム広場・アタトゥルク文化センターの隣りにあります。 カフェとレストランも最近?リニューアルしてなかなか素敵です) いちおケーキの打ち合わせ: 「どんな感じのがいいですか?」 ←お店のセールスマネージャー 「派手なのじゃなく、白を基調に2段か3段で。ピンクのバラの花の飾りを 入れてください。」 「はいはい、中身はどうします?マロングラッセ入りにしましょうか?」←ここの18番 ・・・ウェディングケーキぽくないなぁ・・・ 「他になんかあります?」 「オレンジピール入りチョコをいれたチョコレートケーキは? うちのチョコ、有名なんですよぉ~♪」 ここ、チョコが売りなんで、こういうのばっかりなんですね・・・ ほんとはフルーツケーキがよかったんだけど、なぜかトルコのフルーツケーキって くたびれ気味なんですよね。なので、これは避けることに。 そうすると、もう選択肢、ないんです。 「ええ、それでお願いします」 「一番上にドッカーンと真っ赤なハートとかは?タウシャン&ラクンっていれます?」 「いや、それだけはカンベンしてください!!!」 ←思いっきり拒否のラクン 「あら?そーお?伝統的なの、お嫌いなのね。んじゃ、これで作っておきます」 それが約2ヶ月前の話。 で、式前日。 「○○荘で明日挙式のラクンですけど、ケーキ大丈夫でしょうか?」 ←ラクンが電話 「はい、大丈夫ですよ、明日10時にお届けしますね」 「ええ、夜じゃなく、朝の10時です。宜しくお願いします」 30分後 「明日のケーキなんですけど、朝10時ですか?夜10時ですか?」 ←ゲジから電話 「朝です、お願いします」 2時間後 「明日のケーキ、朝10時でいいんですよね?」 ←またゲジ 「そうですよ~」 4時間後 「すいません、明日のケーキ・・・」 ←またまたゲジ 「!!!朝10時って、さっきっから言ってるだろおおお!!!」 ←切れるラクン ここ、ケーキはほんっとにおいしいんですけど、職場としては大丈夫なんでしょうか・・・? で、当日。 ・・・ケーキは11時にやってきました・・・ (汗) ・・・なんだこりゃ?・・・(ちょっと考えてたのと違う・・・) ケーキカットしたら、外は真っ白、中は真っ黒(なんかなぞなぞになりそうな・・・)。 こんなんで大丈夫だろうか・・・と一抹の不安が・・・ ケーキカット後の食べさせッコで、皆様よりお先に一口パクリ。 ・・・ウマイ!!! その後「お味は甘さ控えめで軽い触感ですっごくおいしい!!」と皆様に 喜んでいただきました。 ←これが肝心でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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