2012/06/16(土)23:48
不透明な政局に戸惑う 県税政幹事会
15日の午後、松本の税理士会館で開催された「関東信越税理士会長野県支部連合会」の理事会に来賓として陪席し、その後「長野県税理士政治連盟(県税政)」の幹事会を主催しました。幹事会では、定期大会提出の議案書を審議し、ご承認を得ました。
(長野県下の政治情勢) 13日に阿部長野県知事と自民両党の県関係国会議員との懇談会があり、そのやり取りが報道された。与党議員から「・・・約20年の議員生活の中で、国会の見通しすら言えないのは初めて・・・」、野党議員からも「・・・今の国会ほど読めない国会はない、(来年は)どちらの政権になるかわからない・・・」の発言があった。県の要望は「・・・郷里のために頑張るのは与野党関係ない・・・」と協力を求めたとのことでした。
(県税政への叱責) 国会の不透明さは、税理士会の求める要望活動を実践する税政連の定期大会は7月23日に開催されるが、政局の動きではその時点で何が起きているかを予測し、大会の盛り上げを如何にするか決められない。幹事の方から支援政治家への選挙支援体制への質問がありました。しかしながら、5選挙区で与野党候補が出そろっているのは3選挙区で、後の2選挙区の動きは流動的としか答えられない。税政連は、税理士の建議権による要望書の存在が前提、推薦議員支援も立候補が確定しなければ動けないのが宿命。現状では具体的な活動には言及できないもどかしさだけであります。
(組織運営の宿命) 税政連は、税理士制度に理解ある国会議員を増やし、国会で、国民に公正な課税がもたらされること、中小企業に過重な負担がでないことを願い、陳情活動を実施しております。いざ選挙になれば、推薦候補への支援を行います。後援会組織があっても、簡単に100%可動はできません。若干の時間的余裕が欲しい。今の政局では、いつ後援会にその支援活動をお願いするタイミングを計りかねています。
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